<動意株・11日>(前引け)=リッジアイ、古河電、ファーマF
Ridge-i<5572>=急伸。10日の取引終了後、24年7月期の単独業績予想について、売上高を10億円から10億6000万円(前期比34.1%増)へ、営業利益を1億200万円から1億5000万円(同2.1倍)へ、純利益を7100万円から1億円(同2.3倍)へ上方修正した。既存顧客案件や人工衛星データAI解析サービスが順調なことから売上高が想定を上回る見通し。また、大型案件の増加で高収益率を維持していることや、社内エンジニアやコンサルタントが高稼働となっていることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)決算は、売上高7億8000万円(前年同期比24.4%増)、営業利益1億2900万円(同32.3%増)、純利益8500万円(同32.6%増)だった。
古河電気工業<5801>=年初来高値に肉薄。同社株を含めここ電線大手3社は、生成AI市場の急成長を背景としたデータセンターの増設に伴い電力株と同様に商機の高まる銘柄として人気化の経緯をたどっている。直近では大和証券が10日付で同社株のレーティングを3(中立)から2(アウトパフォーム)に引き上げており、これを好感する動きとなった。また、10日に持ち分法適用会社のUACJ<5741>の株式を一部売却することを発表、議決権ベースで保有株比率は25.2%から19.75%まで低下する。これによりUACJは持ち分法適用会社から外れるが、25年3月期の個別決算で売却益約60億円を特別利益に計上する一方、連結ベースでは売却損約12億円を特別損失に計上する予定となっている。
ファーマフーズ<2929>=切り返し急でストップ高。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)連結決算で、営業利益が前年同期比99.9%増の32億6600万円と大幅増益となったことが好感されている。「ニューモ育毛剤」をはじめとする医薬品・医薬部外品が堅調だった一方、サプリメントや化粧品が広告宣伝費の抑制によって減少し、売上高は471億7100万円(前年同期比10.2%減)と減少した。ただ、機能性素材事業及びCMO(医薬品製造受託機関)事業が堅調に推移したほか、広告費抑制の効果で大幅増益となった。なお、24年7月期通期業績予想は、売上高641億円(前期比6.5%減)、営業利益27億円(同25.2%減)は従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
古河電気工業<5801>=年初来高値に肉薄。同社株を含めここ電線大手3社は、生成AI市場の急成長を背景としたデータセンターの増設に伴い電力株と同様に商機の高まる銘柄として人気化の経緯をたどっている。直近では大和証券が10日付で同社株のレーティングを3(中立)から2(アウトパフォーム)に引き上げており、これを好感する動きとなった。また、10日に持ち分法適用会社のUACJ<5741>の株式を一部売却することを発表、議決権ベースで保有株比率は25.2%から19.75%まで低下する。これによりUACJは持ち分法適用会社から外れるが、25年3月期の個別決算で売却益約60億円を特別利益に計上する一方、連結ベースでは売却損約12億円を特別損失に計上する予定となっている。
ファーマフーズ<2929>=切り返し急でストップ高。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)連結決算で、営業利益が前年同期比99.9%増の32億6600万円と大幅増益となったことが好感されている。「ニューモ育毛剤」をはじめとする医薬品・医薬部外品が堅調だった一方、サプリメントや化粧品が広告宣伝費の抑制によって減少し、売上高は471億7100万円(前年同期比10.2%減)と減少した。ただ、機能性素材事業及びCMO(医薬品製造受託機関)事業が堅調に推移したほか、広告費抑制の効果で大幅増益となった。なお、24年7月期通期業績予想は、売上高641億円(前期比6.5%減)、営業利益27億円(同25.2%減)は従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS