好調推移の年末相場、上値のメドは?
日経平均10ヵ月半ぶり1万8000円台、高まる先高期待の行く末は
2016.11.21号
21日の日経平均株価は終値ベースで約10ヵ月半ぶりに1万8000円台を回復した。足もとは外国人投資家の買いにも厚みが加わっており、全般相場は先高期待が高まっている。しかし、地合いに過熱感があることも事実だ。年末相場でさらなる上昇が見込めるのか、あるいは反動安の洗礼を浴びることになるのか、ここからの東京株式市場の見通しについて第一線で活躍する市場関係者に聞いた。
【好調推移の年末相場、上値のメドは?】相場観特集
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外国人投資家の買い継続で年内1万9000円台での推移
11月21日(月) 20時15分21日の東京株式市場は、外国為替市場で1ドル=111円台前半まで円安・ドル高が進行したことが好感され、日経平均株価終値は、前週末比138円高の1万8106円と4日続伸し、… [ 記事全文 ]
東洋証券 マーケット支援部長 檜和田浩昭氏
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公益株などに再評価の余地も
11月21日(月) 19時30分米大統領選挙後に株価が急激な上昇に転じた要因には、勝利した共和党のトランプ氏のプラス面に対して、全く焦点が当たっていなかったことがあると思う。大統領選での勝利宣言では、… [ 記事全文 ]
SBI証券 投資調査部長 鈴木英之氏
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米長期金利上昇がプラス作用も用心肝要
11月21日(月) 18時45分東京株式市場は、目先的には上値指向の強い展開にあるといってよい。日米ともにトランプ次期米大統領が掲げる政策に対する期待感が反映された上昇相場ではあるが、足もとの日本株高は… [ 記事全文 ]
松井証券 シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏
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