夏の相場観

 東京株式市場は、ITバブル期の2000年4月につけた日経平均株価の高値2万833円を終値で更新し、1996年12月以来18年半ぶりの高値水準となってきた。これにより、12年12月にスタートした「アベノミクス相場」が第2ステージに突入したとの見方も出ている。今後の株式相場を見通す上でも、ぜひとも知っておきたいのが海外株式市場、外国為替相場、コモディティー市場の動向だ。各市場に精通した有力専門家からのコメントを掲載する。

外国為替

  • 佐藤正和氏

    米9月利上げの可能性も

    6月30日(火)18時

    ギリシャ情勢には、依然不透明要因大きいが、欧州は12年にユーロ危機を経験しており、ある程度の準備はあるだろう。最大の焦点はスペインなどに”第2のギリシャ”… [ 記事全文 ]

    外為オンライン・シニアアナリスト 佐藤正和 氏
  • 石川久美子氏

    緩やかなドル高基調が続く

    6月30日(火)17時

    今後3カ月程度のドル円相場は、基本的には緩やかなドル高基調を見込んでいる。米国の9月利上げがあるかどうかだが、利上げには踏み切る方向だとみている。… [ 記事全文 ]

    外為どっとコム総合研究所・研究員 石川久美子 氏
  • 山内俊哉氏

    9月にかけドル高見込む

    6月30日(火)16時

    今後、3カ月程度のドル円相場は前半の7月から8月にかけては、ややドルの上値は重いが、後半の9月にかけて上値を試す展開を予想する。ドル円相場のレンジは1ドル=… [ 記事全文 ]

    上田ハーロー・外貨保証金事業部長 山内俊哉 氏
  • 遠藤寿保氏

    夏場は荒れながら120円台から124円台で推移

    6月30日(火)15時

    今年3月に入ってからのドル円は122円から118.50円のレンジ相場となっていたが、5月下旬に、イエレンFRB議長の「年内利上げが適切」発言を切掛けに一気に上昇し… [ 記事全文 ]

    ワイジェイFX・アライアンス&ブランド推進室 FXエバンジェリスト 遠藤寿保氏
  • 冨田康夫氏

    8月以降は米利上げ意識

    6月30日(火)15時

    ギリシャ債務問題は先週末の段階では、何とか決着するのではとの期待感があっただけに、29日の東京外国為替市場では、ネガティブサプライズとの受け止めが広がり、1ドル=122円台前半まで円高が加速した。… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

米国株

  • 桂畑誠治氏

    割安感乏しくリスクオフの流れに

    7月1日(水)16時

    米国では、主要株価指数は高値圏で推移しているほか、バリュエーションが過去と比較して、割安感に乏しい。このようなもと、ギリシャ問題での不透明感の高まりがリスクオフの動きを強めよう。… [ 記事全文 ]

    第一生命経済研究所・主任エコノミスト 桂畑誠治 氏
  • 古田千明氏

    決算発表など契機に買い優勢の堅調展開へ

    7月1日(水)15時

    ギリシャはデフォルト寸前の状況に追い込まれており、国民投票の帰趨は不透明である。ただ、仮に最悪事態になったとしても、所詮ギリシャ一国の問題に留まる。… [ 記事全文 ]

    むさし証券・営業企画部エグゼクティブアドバイザー 古田千明 氏
  • 冨田康夫氏

    企業業績好調を背景に反転上昇へ

    7月1日(水)15時

    6月29日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比350ドル安の1万7596ドルと大幅反落した。これは、今年最大の下落幅で2月2日以来約5カ月ぶりの安値水準。… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

中国株

  • 土信田雅之氏

    下値模索から荒い値動きに

    7月3日(金)16時

    目先の中国上海株市場は下値を探り、値固めの水準を探る展開が見込まれる。9月末までの上海総合指数のレンジは3000~4500と、やや荒い値動きを想定している。… [ 記事全文 ]

    楽天証券経済研究所・シニアマーケットアナリスト 土信田雅之 氏
  • 千原靖弘氏

    上海の株高、背後に膨張マネー

    7月3日(金)15時

    上海総合指数は09年7月から5年余りにわたり下落したが、14年11月から急伸。14年の年間上昇率は52.9%となり、日経平均の7.1%を大幅に上回った。急激な株高と商い… [ 記事全文 ]

    内藤証券・中国部 情報統括課長 千原靖弘 氏
  • 冨田康夫氏

    波乱を乗り越え中期上昇継続

    7月3日(金)15時

    上海総合指数は6月12日に5178.19の高値をつけて以降、波乱展開となり6月30日には、一時3847.88までの急落をみせている。… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

コモディティー

  • 菊川弘之氏

    商品市場は懐疑のうちに育ち始めている

    7月5日(日)18時

    強気相場は悲観のなかで生まれ、懐疑のうちに育ち、楽観とともに成熟し、陶酔のなか消えていく」。ジョン・テンプルトンの相場格言だが、昨年末に多くの銘柄が… [ 記事全文 ]

    日本ユニコム・調査部主席アナリスト 菊川弘之 氏
  • 小菅努氏

    まだ早い、原油価格の本格反発

    7月5日(日)17時

    夏(7~9月)の国際原油相場は、弱含みの展開を想定している。昨年後半の原油相場急落から1年が経過しているが、なお供給過剰状態に陥った原油需給のリバランスが… [ 記事全文 ]

    大起産業・情報調査室 室長 小菅 努 氏
  • 江守哲氏

    米利上げに先行し原油価格は上昇へ

    7月5日(日)16時

    原油相場は、今夏に明確な形で底打ちから上昇に転じよう。そのきっかけは「米国の利上げ」である。米国の直近3回の利上げは、原油価格の底打ちから8カ月後に実施されている。… [ 記事全文 ]

    エモリキャピタルマネジメント代表取締役 江守 哲 氏
  • 近藤雅也氏

    商品投資はパフォーマンスを安定させる

    7月5日(日)15時

    ある大学院の投資講義で、「このところ株が上がっているのに、商品投資銘柄は下がっているのはなぜか」という質問を受けた。そもそも商品投資が着目されたのは… [ 記事全文 ]

    コモディティーインテリジェンス代表取締役社長 近藤雅世 氏
  • 冨田康夫氏

    原油価格、今後数カ月は横ばい推移

    7月5日(日)15時

    NY商品取引所(COMEX)の金先物相場は、中心限月8月物で1トロイオンス=1163.50ドル(2日)と、中心限月の終値ベースで3月18日の1151.30ドル以来約3カ月半ぶり… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

・夏の相場観 PART 1【日本株

夏の相場観 PART 1

・相場観特集【市場が恐れる9月リスク

市場が恐れる9月リスク

・前回の特集【TPP相場観】 (2015年5月20日)

TPP相場観