夏の相場観

 東京株式市場は、ITバブル期の2000年4月につけた日経平均株価の高値2万833円を終値で更新し、1996年12月以来18年半ぶりの高値水準となってきた。これにより、12年12月にスタートした「アベノミクス相場」が第2ステージに突入したとの見方も出ている。新たな展開が予想される今年の日本株市場の夏相場について、そのストラテジーや物色の流れ、さらに注目すべき個別銘柄について、第一線の有力市場関係者からのコメントを掲載する。

日本株・ストラテジー

  • 武者陵司氏

    佳境に入ったアベノミクス相場第2弾

    6月29日(月)18時

    年初の米国経済不振は一過性のものである可能性が強まった。米国経済はほぼ完全雇用に近づき、賃金と物価上昇圧力は高まり、年内利上げの可能性が高い。… [ 記事全文 ]

    武者リサーチ代表 武者陵司 氏
  • 馬淵治好氏

    米株安・米ドル波乱を警戒

    6月29日(月)17時

    国内株価は、夏場は調整色を強めようが、年末に向けた再謄の準備期間と位置付けられる。調整の悪材料は国内には見出しにくく、米国発だろう。… [ 記事全文 ]

    ブーケ・ド・フルーレット代表 馬渕治好 氏
  • ジュラヴリョフ氏

    2005年のブルマーケットを想起

    6月29日(月)16時

    全体相場はここまでの地合いを見る限り強い足取りであり、今回のギリシア問題で予想以上の警戒や世界的なリスクオフにならない限り、夏から秋口にかけてもこの強力なモメンタム相場が継続する… [ 記事全文 ]

    シェアードリサーチ代表取締役 オレグ ジュラヴリョフ 氏
  • 清水三津雄氏

    高値圏でのもみ合い推移も

    6月29日(月)15時

    東京株式市場は、夏場から秋口に向けて、高値圏でのもみ合いを見込んでいる。今後3カ月程度の日経平均株価の想定レンジは1万9000~2万2000円前後を予想する。… [ 記事全文 ]

    日本アジア証券・エクイティ・ストラテジスト 清水三津雄 氏
  • 冨田康夫氏

    “歴史的な半値戻し”で2万3000円奪回が目標に

    6月29日(月)15時

    東京株式市場は先週、ITバブル期の2000年4月につけた日経平均株価の高値2万833円を終値で更新。取引時間中では、1996年12月5日の2万943円以来およそ18年半ぶりの高値水準となった。… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

日本株・物色動向(1)

  • 松井・窪田朋一郎氏

    夏相場は徐々に個別材料株物色へ

    7月2日(木)18時

    日経平均株価は、ギリシャのデフォルト問題などで乱高下しているものの、6月24日に18年半ぶりの高値をつけるなど堅調さを維持している。引き続き、日銀による質的・量的緩和を… [ 記事全文 ]

    松井証券・シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎 氏
  • 西川雅博氏

    今後3カ月は2万~2万2000円を予想

    7月2日(木)17時

    向こう3カ月の日経平均株価の想定レンジは2万円~2万2000円と見ている。ギリシャ債務問題は波乱展開が続いているものの、日経平均株価は2000年ITバブル時の高値を超えた。… [ 記事全文 ]

    光世証券・執行役員 西川雅博 氏
  • 大塚竜太氏

    立ち直り早く秋口に2万1500円

    7月2日(木)16時

    ギリシャ債務問題についてユーロ圏との交渉決裂はネガティブサプライズとしても、足もとの下げは過剰反応だったとみている。全体指数の大幅下落は海外ヘッジファンドの… [ 記事全文 ]

    東洋証券・ストラテジスト 大塚竜太 氏
  • 植木靖男氏コメント氏

    欧州混乱なら大幅な調整も覚悟

    7月2日(木)15時

    昨年10月安値からの上昇相場も6月下旬の2万952円まで続いた。想定外の上昇である。本来なら、日柄関係から4月高値から相応の調整に入って当然であった。… [ 記事全文 ]

    株式評論家 植木靖男 氏
  • 冨田康夫氏

    日本郵政10月上場、投資活性化の起爆剤に!

    7月2日(木)15時

    日本郵政グループ3社は6月30日、東京証券取引所に株式上場の本申請を行った。早ければ10月にも株式上場する見通しだ。大規模な政府保有株売却を伴う新規上場自体も注目を集めるが… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

日本株・物色動向(2)

  • 清水洋介氏

    上昇基調続き、食品・商社株など妙味

    7月4日(土)18時

    東京株式市場は、夏場から秋口にかけて強気でみている。 ギリシャや中国情勢を懸念する見方があるが、大きな波乱要因にはならないと思う。… [ 記事全文 ]

    Argo Navis・フィナンシャルコンシェルジュ 清水洋介 氏
  • 土田拓也氏

    2万円を割れた水準は買い場に

    7月4日(土)17時

    当面のポイントとしては欧州ではギリシャ債務問題とその影響が南欧の債務国に波及するかどうかという点、また、9月にも実施される見通しの米国の利上げに絡む思惑… [ 記事全文 ]

    東洋証券・ストラテジスト 土田拓也 氏
  • 有沢正一氏

    賃上げ効果が消費関連株の上昇を後押し

    7月4日(土)16時

    国内年金など長期資金の流入が需給を支えることや、本邦企業の業績が好調なこと、さらには企業が配当など株主還元姿勢を強めていることなど、株式市場を取り巻く良好な… [ 記事全文 ]

    岩井コスモ証券・投資調査部副部長 有沢正一 氏
  • 雨宮京子氏

    野村HDの戻り、ポケットカードに意外性

    7月4日(土)15時

    ギリシャや中国の海外不安要因はまだ払拭しきれないが、ITバブルの頃の日経平均株価のPER(株価収益率)は100倍を超えていた。現在のPER16倍前後はまだまだ割安… [ 記事全文 ]

    経済ジャーナリスト 雨宮京子 氏
  • 冨田康夫氏

    大幅増益で過去最高益更新の銘柄に注目

    7月4日(土)15時

    目先的な懸念材料として、5日に実施されるギリシャの国民投票に伴う波乱は想定されるものの、「夏の相場見通し」という中期的な視点に立てば、7月下旬から本格化する… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

・夏の相場観 PART 2【外為・米国株・中国株・コモディティ

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・前回の特集【TPP相場観】 (2015年5月20日)

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