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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 2月8日版


週明け後に上値を抑えられなければ、6万円以上を目指す可能性が出てくる
1. 日経平均の2012年末以降の上昇パターン
 図1は、2012年末以降の 日経平均株価の週足です。
 図には、はっきりとした上昇の流れを作っている場面に太線を引いています。太線のスタート地点に日付と値段を入れています。図が細かくてわかりにくいかもしれませんが、上昇のスタート地点、終点としている場所は、押し目底になっている場所、戻り高値になっている場所ではなく、上昇の流れができる前の押し目、上昇の勢いが終息したと判断できる最初の戻り高値としています。
 図を見ると、積極的に高値を更新している上昇は「上昇、横ばい、上昇」の動きがワンセットになって、戻り高値をつけるパターンとなっています。
 また、2回の上昇はだいたい同じ値幅になり、2回目が1回目の上昇と同じ勢い、または1回目よりも強い勢い(上昇の角度が鋭くなっている)になっています。
 2012年10月5日から2015年6月24日までは、2013年5月以降の保ち合いの動きを挟んで7454円幅の上げ、7067円幅の上げによって作られています。
 2016年6月24日から2018年1月23日までは、2017年3月以降の保ち合いの動きを挟んで、4804円幅の上げ、4890円幅の上げによって作られています。
 2020年3月19日から2021年2月16日までは、2020年6月以降の保ち合いの動きを挟んで、6820円幅の上げ、7766円幅の上げによって作られています。
 2023年1月4日から2024年3月22日までは、2023年6月以降の調整の動きを挟んで、8111円幅の上げ、1万0549円幅の上げによって作られています。
図1 2012年末以降の日経平均株価(週足)
【タイトル】
 図2は、2025年4月以降の日経平均株価の日足です。2012年末以降の上昇の仕方を参考にすると、2025年4月以降の上昇は図中のパターン1、パターン2のどちらかになる可能性があります。
 パターン1は、2025年4月7日からの上昇が11月4日に戻り高値をつけるまでの期間で、「上昇、横ばい、上昇」の一連の動きを経過しているという見方です。
 こちらの見方が正しければ、史上最高値を積極的に更新する上げ場面は11月4日に終了して、その後の動きが戻り高値をつける作業へ入っていることになります。
 パターン2は、2025年4月7日から11月4日までが最初の上昇場面となって、11月19日までの調整を経過して、現在2回目の上昇場面へ入っているという見方です。こちらの展開になる場合、11月19日以降の上げは、4月7日~11月4日までの上げ幅(2万1844円幅)と同程度の値幅になる可能性があります。
図2 昨年4月以降の日経平均株価(日足)
【タイトル】
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