【注目】米雇用統計、株高の前提を揺るがすとの指摘も=米国株
NY株式1日(NY時間11:06)(日本時間00:06)
ダウ平均 43545.43(-585.55 -1.33%)
ナスダック 20688.56(-433.89 -2.05%)
CME日経平均先物 40075(大証終比:-785 -1.96%)
この日の7月の米雇用統計は市場にショックを与えている。非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回ったことはもちろん、それ以上に前回分の下方修正が大幅過ぎる内容。このことは、市場の金利見通しに疑問を投げ掛けるだけでなく、株高を支えてきた米経済の強さという重要な前提を揺るがとの指摘も出ている。
S&P500は前日に最高値を更新したが、割高も指摘され、過熱ぎみであることは間違いないという。本日の米雇用統計によって、その割高感が証明され、少なくとも短期的に指数はピークを付けた可能性があるとも述べている。
前月分の非農業部門雇用者数は速報値から13.3万人下方修正された。これはパンデミック以降で最大の修正幅。2020、21年にも13万3000件を超える下方修正はあったが90%も引き下げられたことはなかった。
つまり米経済は予想以上の雇用を生み出していないことを意味しており、その影響は最終的に個人消費にも波及することになるという。
*非農業部門雇用者数(NFP)(7月)21:30
結果 7.3万人
予想 10.4万人 前回 1.4万人(14.7万人から修正)
*失業率(7月)
結果 4.2%
予想 4.2% 前回 4.1%
*平均時給(7月)
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.2%(前月比)
結果 3.9%
予想 3.8% 前回 3.8%(3.7%から修正)(前年比)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ平均 43545.43(-585.55 -1.33%)
ナスダック 20688.56(-433.89 -2.05%)
CME日経平均先物 40075(大証終比:-785 -1.96%)
この日の7月の米雇用統計は市場にショックを与えている。非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回ったことはもちろん、それ以上に前回分の下方修正が大幅過ぎる内容。このことは、市場の金利見通しに疑問を投げ掛けるだけでなく、株高を支えてきた米経済の強さという重要な前提を揺るがとの指摘も出ている。
S&P500は前日に最高値を更新したが、割高も指摘され、過熱ぎみであることは間違いないという。本日の米雇用統計によって、その割高感が証明され、少なくとも短期的に指数はピークを付けた可能性があるとも述べている。
前月分の非農業部門雇用者数は速報値から13.3万人下方修正された。これはパンデミック以降で最大の修正幅。2020、21年にも13万3000件を超える下方修正はあったが90%も引き下げられたことはなかった。
つまり米経済は予想以上の雇用を生み出していないことを意味しており、その影響は最終的に個人消費にも波及することになるという。
*非農業部門雇用者数(NFP)(7月)21:30
結果 7.3万人
予想 10.4万人 前回 1.4万人(14.7万人から修正)
*失業率(7月)
結果 4.2%
予想 4.2% 前回 4.1%
*平均時給(7月)
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.2%(前月比)
結果 3.9%
予想 3.8% 前回 3.8%(3.7%から修正)(前年比)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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