【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 7月6日版
日経平均は4万0852円が本年の最高値になる公算か
1. 日経平均は7月に月足が陽線引けする場合、月初から上昇
図1は、 日経平均株価の7月の月足が陽線引けした年の7月の値動きを示しています。
7月の月足が陽線引けする展開には「月初に大きく下げた後、月中で押し目をつけて、下げた分を戻すパターン」、「月初に小幅なもみ合いを経過した後、上昇を開始するパターン」、「月初から上昇の流れを作るパターン」、「月初に上昇して、月中で上値を抑えられるパターン」、「月初に上昇して、月中に上値を抑えられて、7月全体が保ち合いとなるパターン(月中からの下げで7月の最安値を月の中旬以降につけることもある)」などがあります。
価格が上昇する場合、月初(7月の最初の週が目安)に上昇を開始しています。
月初に大きく下げる場合、目安になる押し目でしっかりと下値を確認して、下げた分を一気に戻す動きとなっています。
7月は1990年から2024年までの期間で、月足が陽線引けする確率が40%で、下げやすい月になっています。
日経平均株価は、6~9月頃までの期間、積極的に高値を更新する展開になりにくい傾向があります。
7月は上昇する場合でも、「6月に下げた分を戻す展開になる」、「6月末の上昇の勢いを継続する格好で、7月上旬に上げ幅を拡大した後、上値を抑えられる」、「7月に下げてから値を戻す」というパターンなっています。
そのため、図1のような展開になっていると考えられます。
図1 日経平均の7月の月足が陽線引けしたときの値動き

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1. 日経平均は7月に月足が陽線引けする場合、月初から上昇
図1は、 日経平均株価の7月の月足が陽線引けした年の7月の値動きを示しています。
7月の月足が陽線引けする展開には「月初に大きく下げた後、月中で押し目をつけて、下げた分を戻すパターン」、「月初に小幅なもみ合いを経過した後、上昇を開始するパターン」、「月初から上昇の流れを作るパターン」、「月初に上昇して、月中で上値を抑えられるパターン」、「月初に上昇して、月中に上値を抑えられて、7月全体が保ち合いとなるパターン(月中からの下げで7月の最安値を月の中旬以降につけることもある)」などがあります。
価格が上昇する場合、月初(7月の最初の週が目安)に上昇を開始しています。
月初に大きく下げる場合、目安になる押し目でしっかりと下値を確認して、下げた分を一気に戻す動きとなっています。
7月は1990年から2024年までの期間で、月足が陽線引けする確率が40%で、下げやすい月になっています。
日経平均株価は、6~9月頃までの期間、積極的に高値を更新する展開になりにくい傾向があります。
7月は上昇する場合でも、「6月に下げた分を戻す展開になる」、「6月末の上昇の勢いを継続する格好で、7月上旬に上げ幅を拡大した後、上値を抑えられる」、「7月に下げてから値を戻す」というパターンなっています。
そのため、図1のような展開になっていると考えられます。
図1 日経平均の7月の月足が陽線引けしたときの値動き

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