【経済】【クラファン・優待】2028年IPO準備へ 有名店に愛される伝統の高級いちじく Bettim farm、7月6日募集開始
地域伝統のいちじくを生産・販売する株式会社Bettim farm(香川県まんのう町)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは7月6日10時開始を予定しています。
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算
ミシュラン獲得レストランでも採用



(出典:FUNDINNO)
Bettim farmは、香川県まんのう町で150年以上受け継がれてきた希少な「はざまいちじく」を中心に農産物の生産・販売を行っています。
水はけの良い肥沃(ひよく)な砂質土壌と温暖な瀬戸内海気候という、恵まれた環境で栽培されたはざまいちじくは一般的ないちじくよりも糖度が高く、マンゴーやシャインマスカット同等の濃厚な甘さが特長です。
一般的ないちじくの年間平均単価1150~1160円/キロに対して、はざまいちじくは1802円(2024年実績)と約1.5倍で取引されており、多数の高級料亭に直接卸販売を行っているほか、大手ECサイトでも高評価を獲得しています。
また、ブロッコリーやキャベツ、スイートコーンなど地域の土壌と気候に適した作物の生産も展開し、全国各地で農地を開拓。いちじくと合わせて、来期売上高は約1億1500万円を計画しています。
「将来的には『はざまブランド』の海外輸出も行いつつ、全国各地で農地を取得し、生産拠点を拡大させる方針です。農地のM&Aや事業承継を通して、農業資産の引き継ぎと活用を進め、弊社ならではの地域創生モデルを確立させていきます」(同社)
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・オンライン販売での高評価により受注が急増し、供給体制の強化が急務
・農作物は収穫時期が決まっており、事業拡大において先行投資が必要
・事業拡大の一方、農業人口の低下で人材の確保・定着が困難
【解決方法】
・資金調達による先行投資を通じて農地拡大を図り、収穫量を増やす
・経営理念やミッションの策定とメンバーの採用、魅力的な福利厚生による定着
「はざまいちじく」で農業の活性化を
同社によると、はざまいちじくは香川県まんのう町・羽間(はざま)地域でのみ栽培され、150年以上の歴史があります。高品質な果実は、その柔らかさゆえにデリケートで傷みやすく、日持ちしないため、市場に出回ることが少なかったそうです。
一方で、日本の農業従事者の約7割が65歳以上で、生産年齢人口の参入は年々減少。「慢性的なリソース不足により、農地の約1割が耕作放棄地となっており、このままでは日本の農業と地域産業が衰退の一途をたどりかねないと危惧しています」(同社)。
「はざまいちじくを鮮度と品質を保ったまま直送する流通方法により、ハイブランドとして展開することで日本全国、世界へと広めていきたいと考えています。農家の高齢化や耕作放棄地などの課題に対し、はざまいちじくを核に持続可能な農業モデルを築き、日本の農業を活性化させていくことを目指します」(同社)
事業内容・ビジネスモデル・特徴

(出典:FUNDINNO)
同社ははざまいちじくを、四国最大級の規模のいちじく農園として2024年シーズンに約6トン出荷しており、今期は約10トンへの増産を見込んでいます。
糖度は17~21度と高く、濃厚な甘さと皮の薄さが特長であり、生のほか、菓子店ではタルトやパフェ、大福、レストランでは前菜や天ぷらに幅広く使用されています。
規格外品をドライフルーツやジャム、焼き菓子に加工し、商品の付加価値を高める6次産業化や、まんのう町の特性を生かした、ブロッコリーやキャベツ、スイートコーン、さつまいも、ビーツなどの野菜栽培も展開。
「今後は関東などの耕作放棄地の土地取得も計画しており、持続可能な農業と地域活性を両立する事業モデルを構築しています」(同社)

(出典:FUNDINNO)
いちじくの販売は全体の約80%が直送による卸販売で、内訳は香川県内が約50%、県外が約30%、残りの約20%はネット通販(自社ECサイト・大手ECサイトへの掲載委託)による販売です。
一般的ないちじくの年間平均単価1150~1160円/キロに対し、同社のはざまいちじくは1802円(2024年実績)。ネット販売では通常品が12個入り6000~6800円、希少品については6個入り8000円などの高価格帯でも販売実績があります。
「そのほか、野菜やドライいちじくなどの加工品は、ネット通販を中心にふるさと納税でも販売しています」(同社)
同社は自社の強みとして、平均年齢25.6歳という若いメンバー構成を挙げており、SNSなどデジタルメディアを駆使し、ブランド認知に向けたマーケティング戦略を展開しています。
「2021年の販売開始後、現在は約40社へ卸販売を継続しています。ミシュラン2つ星を獲得している銀座の料亭からは3年連続で発注を頂いているほか、香川県内で人気のスイーツショップや客単価約5万円の高級レストランでも採用されており、上品で繊細な甘みや見た目の美しさが高い評価につながっています」(同社)
2028年よりIPO準備開始、2031年IPOを計画

(出典:FUNDINNO)

(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・農業総合研究所 <3541> [東証G]
・ホーブ <1382> [東証S]
・ベルグアース <1383> [東証S]
・イーサポートリンク <2493> [東証S]
・デリカフーズホールディングス <3392> [東証S]
株主優待
【基準日】
毎年8月末日
【優待内容】
同社オンラインショップで利用できるクーポン券を提供する。3,000円分クーポン利用で、はざまいちじく12個入りなどを購入可能。
・10~19株保有:ECサイト3,000円分クーポン
・20~39株保有:ECサイト10,000円分+5%オフクーポン
・40~99株保有:ECサイト20,000円分+10%オフクーポン
・100株以上保有:ECサイト20,000円分+20%オフクーポン
【申し込み方法】
・基準日経過後、メールでクーポン番号を案内する。購入時、同社オンラインショップで商品を選んだ後、決済画面で同番号を入力する。
・申し込み時の氏名・住所と株主名簿の氏名・住所を照合して利用の確認をする。
【注意事項】
・配送料及び決済手数料はクーポンが適用されない。
・1人、1年に1回限りの優待。
・優待内容は変更や廃止になる場合がある。
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社Bettim farm
香川県まんのう町羽間2710-1
資本金:8,000,000円(2025年5月14日現在)
発行済株式総数:160株(同)
発行可能株式総数:200株
設立日:2019年12月9日
決算日:11月30日
※2025年6月17日を効力発生日として、1株を63株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は10,080株、発行可能株式総数は1,000,000株となる。
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 篠原仁一朗
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 4,300株
■募集株式の払込金額
1株当たり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額900万円を以下の目的に充てる予定。
設備費用 250万円
新規開発人件費 150万円
修繕費 200万円
広告宣伝費 102万円
手数料 198万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,400万円(目標募集額900万円と上限募集額4,300万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
設備費用 1,300万円
新規開発人件費 500万円
肥料・種苗費 352万円
広告宣伝費 300万円
修繕費 200万円
手数料 748万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2025年7月6日~7月22日
■目標募集額
9,000,000円(上限募集額 43,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は34,400,000円とする。
■払込期日
2025年8月15日
■連絡先
株式会社Bettim farm
電話番号:090-5919-2678
メールアドレス:shinohara@bettimfarm.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼【ミシュラン店御用達】高くても売れる「最高糖度21度」のブランドいちじく。引き合い多数で今期10トンに増産へ
株探ニュース
・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額:900万円、上限募集額:4300万円 |
・ | エンジェル税制あり(優遇措置B) |
・ | 株主優待あり:同社オンラインショップで利用できるクーポン券 |
・ | みなし時価総額:1億80万円 |
・ | 類似上場企業:農業総合研究所 <3541> [東証G]、ホーブ <1382> [東証S]、ベルグアース <1383> [東証S]、イーサポートリンク <2493> [東証S]、デリカフーズホールディングス <3392> [東証S] |
ミシュラン獲得レストランでも採用



(出典:FUNDINNO)
Bettim farmは、香川県まんのう町で150年以上受け継がれてきた希少な「はざまいちじく」を中心に農産物の生産・販売を行っています。
水はけの良い肥沃(ひよく)な砂質土壌と温暖な瀬戸内海気候という、恵まれた環境で栽培されたはざまいちじくは一般的ないちじくよりも糖度が高く、マンゴーやシャインマスカット同等の濃厚な甘さが特長です。
一般的ないちじくの年間平均単価1150~1160円/キロに対して、はざまいちじくは1802円(2024年実績)と約1.5倍で取引されており、多数の高級料亭に直接卸販売を行っているほか、大手ECサイトでも高評価を獲得しています。
また、ブロッコリーやキャベツ、スイートコーンなど地域の土壌と気候に適した作物の生産も展開し、全国各地で農地を開拓。いちじくと合わせて、来期売上高は約1億1500万円を計画しています。
「将来的には『はざまブランド』の海外輸出も行いつつ、全国各地で農地を取得し、生産拠点を拡大させる方針です。農地のM&Aや事業承継を通して、農業資産の引き継ぎと活用を進め、弊社ならではの地域創生モデルを確立させていきます」(同社)
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・オンライン販売での高評価により受注が急増し、供給体制の強化が急務
・農作物は収穫時期が決まっており、事業拡大において先行投資が必要
・事業拡大の一方、農業人口の低下で人材の確保・定着が困難
【解決方法】
・資金調達による先行投資を通じて農地拡大を図り、収穫量を増やす
・経営理念やミッションの策定とメンバーの採用、魅力的な福利厚生による定着
「はざまいちじく」で農業の活性化を
同社によると、はざまいちじくは香川県まんのう町・羽間(はざま)地域でのみ栽培され、150年以上の歴史があります。高品質な果実は、その柔らかさゆえにデリケートで傷みやすく、日持ちしないため、市場に出回ることが少なかったそうです。
一方で、日本の農業従事者の約7割が65歳以上で、生産年齢人口の参入は年々減少。「慢性的なリソース不足により、農地の約1割が耕作放棄地となっており、このままでは日本の農業と地域産業が衰退の一途をたどりかねないと危惧しています」(同社)。
「はざまいちじくを鮮度と品質を保ったまま直送する流通方法により、ハイブランドとして展開することで日本全国、世界へと広めていきたいと考えています。農家の高齢化や耕作放棄地などの課題に対し、はざまいちじくを核に持続可能な農業モデルを築き、日本の農業を活性化させていくことを目指します」(同社)
事業内容・ビジネスモデル・特徴

(出典:FUNDINNO)
同社ははざまいちじくを、四国最大級の規模のいちじく農園として2024年シーズンに約6トン出荷しており、今期は約10トンへの増産を見込んでいます。
糖度は17~21度と高く、濃厚な甘さと皮の薄さが特長であり、生のほか、菓子店ではタルトやパフェ、大福、レストランでは前菜や天ぷらに幅広く使用されています。
規格外品をドライフルーツやジャム、焼き菓子に加工し、商品の付加価値を高める6次産業化や、まんのう町の特性を生かした、ブロッコリーやキャベツ、スイートコーン、さつまいも、ビーツなどの野菜栽培も展開。
「今後は関東などの耕作放棄地の土地取得も計画しており、持続可能な農業と地域活性を両立する事業モデルを構築しています」(同社)

(出典:FUNDINNO)
いちじくの販売は全体の約80%が直送による卸販売で、内訳は香川県内が約50%、県外が約30%、残りの約20%はネット通販(自社ECサイト・大手ECサイトへの掲載委託)による販売です。
一般的ないちじくの年間平均単価1150~1160円/キロに対し、同社のはざまいちじくは1802円(2024年実績)。ネット販売では通常品が12個入り6000~6800円、希少品については6個入り8000円などの高価格帯でも販売実績があります。
「そのほか、野菜やドライいちじくなどの加工品は、ネット通販を中心にふるさと納税でも販売しています」(同社)
同社は自社の強みとして、平均年齢25.6歳という若いメンバー構成を挙げており、SNSなどデジタルメディアを駆使し、ブランド認知に向けたマーケティング戦略を展開しています。
「2021年の販売開始後、現在は約40社へ卸販売を継続しています。ミシュラン2つ星を獲得している銀座の料亭からは3年連続で発注を頂いているほか、香川県内で人気のスイーツショップや客単価約5万円の高級レストランでも採用されており、上品で繊細な甘みや見た目の美しさが高い評価につながっています」(同社)
2028年よりIPO準備開始、2031年IPOを計画

(出典:FUNDINNO)

(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・農業総合研究所 <3541> [東証G]
・ホーブ <1382> [東証S]
・ベルグアース <1383> [東証S]
・イーサポートリンク <2493> [東証S]
・デリカフーズホールディングス <3392> [東証S]
株主優待
【基準日】
毎年8月末日
【優待内容】
同社オンラインショップで利用できるクーポン券を提供する。3,000円分クーポン利用で、はざまいちじく12個入りなどを購入可能。
・10~19株保有:ECサイト3,000円分クーポン
・20~39株保有:ECサイト10,000円分+5%オフクーポン
・40~99株保有:ECサイト20,000円分+10%オフクーポン
・100株以上保有:ECサイト20,000円分+20%オフクーポン
【申し込み方法】
・基準日経過後、メールでクーポン番号を案内する。購入時、同社オンラインショップで商品を選んだ後、決済画面で同番号を入力する。
・申し込み時の氏名・住所と株主名簿の氏名・住所を照合して利用の確認をする。
【注意事項】
・配送料及び決済手数料はクーポンが適用されない。
・1人、1年に1回限りの優待。
・優待内容は変更や廃止になる場合がある。
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社Bettim farm
香川県まんのう町羽間2710-1
資本金:8,000,000円(2025年5月14日現在)
発行済株式総数:160株(同)
発行可能株式総数:200株
設立日:2019年12月9日
決算日:11月30日
※2025年6月17日を効力発生日として、1株を63株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は10,080株、発行可能株式総数は1,000,000株となる。
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 篠原仁一朗
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 4,300株
■募集株式の払込金額
1株当たり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額900万円を以下の目的に充てる予定。
設備費用 250万円
新規開発人件費 150万円
修繕費 200万円
広告宣伝費 102万円
手数料 198万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,400万円(目標募集額900万円と上限募集額4,300万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
設備費用 1,300万円
新規開発人件費 500万円
肥料・種苗費 352万円
広告宣伝費 300万円
修繕費 200万円
手数料 748万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2025年7月6日~7月22日
■目標募集額
9,000,000円(上限募集額 43,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は34,400,000円とする。
■払込期日
2025年8月15日
■連絡先
株式会社Bettim farm
電話番号:090-5919-2678
メールアドレス:shinohara@bettimfarm.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼【ミシュラン店御用達】高くても売れる「最高糖度21度」のブランドいちじく。引き合い多数で今期10トンに増産へ
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