【材料】<動意株・16日>(前引け)=楽待、テンシャル、丹青社

TENTIAL<325A>=ストップ高カイ気配。前週末13日の取引終了後、25年8月期の単独業績予想について、売上高を65億1400万円から95億600万円へ、営業利益を3億9000万円から6億4900万円へ、純利益を3億1500万円から4億6400万円へ上方修正したことが好感されている。今期は決算期変更に伴い7カ月決算であることから、前期との比較はないものの、会社側によると営業利益は前年同期比88.6%増を見込むとしている。消費者の健康意識の高まりや認知度の拡大を背景に、主力商品のリカバリーウェア「BAKUNE」を中心に販売が想定を大きく上回って推移していることが売上高・利益を押し上げる。また、5月から6月にかけてのギフト需要を想定以上に取り込んでいることも寄与する。
丹青社<9743>=物色の矛先向かい急動意。前週末13日取引終了後、26年1月期連結業績予想について売上高を980億円から1000億円(前期比8.9%増)へ、営業利益を60億円から75億円(同45.7%増)へ上方修正すると発表した。配当予想も60円から70円(前期45円)に引き上げた。大阪・関西万博関連のプロジェクトで工期や原価上昇リスクを顕在化させずに完了できたことで収益性が改善したことが寄与する。これが好感されている。
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出所:MINKABU PRESS