【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
サンリオ <日足> 「株探」多機能チャートより
■サンリオ <8136> 4,580円 (-101円、-2.2%)
サンリオ <8136> [東証P]が6日続落。10日の取引終了後、17日を受渡期日とする2587万1800株の売り出しと上限を388万700株とするオーバーアロットメントによる売り出しに関して、売出価格が4540円に決定したと発表しており、これにサヤ寄せする格好となった。
■GENDA <9166> 2,514円 (-39円、-1.5%)
GENDA <9166> [東証G]が4日続落。10日取引終了後に発表した2-10月期連結決算は売上高が前年同期比2倍の776億2700万円、営業利益が同30.1%増の54億2000万円だった。積極的なM&Aが寄与した。良好な決算内容が好感されたものの、買い一巡後は売りに押される展開となった。
■サイゼリヤ <7581> 5,750円 (-60円、-1.0%)
サイゼリヤ <7581> [東証P]が反落。10日、不正アクセスにより個人情報の一部が漏えいしたと発表した。10月5日以降にシステム障害が発生し一部のサービスが停止したため、この原因を調査したところ、同月13日に第三者からランサムウェア攻撃を受けた事実が確認された。従業員や元従業員とその家族、取引先企業の関係者などに関する個人情報が漏えいしたという。
■東建物 <8804> 2,555円 (-26.5円、-1.0%)
東京建物 <8804> [東証P]が反落。10日の取引終了後、ヒューリック <3003> [東証P]が実施する株式の売り出しに、売出人の一社として参加するのに伴い、24年12月期第4四半期に投資有価証券売却益157億円を特別利益として計上する見込みとなったと発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。なお、24年12月期業績への影響は、その他の要因を含めて精査中としている。
※11日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース