【市況】【市場反応】加中銀0.5%の追加利下げ決定、今後の利下げには慎重姿勢、加ドル買い
カナダ中銀は金融政策会合で予想通り、政策金利(翌日物貸出金利)を0.50ポイント引き下げ3.25%に決定した。声明では、もし、見通しが具体化した場合、追加利下げが必要になるとの公約を削除。「今後、追加利下げが必要かどうか見直していく」とし、追加利下げには慎重な姿勢を見せた。また、「大幅利下げで、成長を支援し、CPIを2%近辺で保つ」とした。
利下げペース鈍化の思惑にカナダドル買いが加速。ドル・カナダは1.4190カナダドルから1.4120カナダドルまで下落し9日来の安値を更新した。カナダ円は107円12銭から107円86銭まで上昇し、11月29日来の円高・カナダドル安。
【金融政策】
・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を0.50ポイント引き下げ3.25%に決定
「今後、追加利下げが必要かどうか見直していく」「大幅利下げで、成長を支援し、CPIを2%近辺で保つ」
《KY》
提供:フィスコ