【材料】シティグループが下落 NIIが予想下回る=米国株個別
(NY時間11:26)(日本時間00:26)
シティグループ<C> 65.19(-0.82 -1.24%)
シティグループ<C>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、経常収益は予想を上回ったものの、純受取利息(NII)が予想を下回った。ただ、トレーディングなど市場部門と投資銀行といったバンキング部門は予想を上回る結果となっている。トレーディング部門は少なくとも10年ぶりの好調となった。急上昇したボラティリティーが追い風となっている。同銀はつい数週間前、この部門の収入は減少するとの見方を示していた。株式の増収が寄与。
クレジットカードは不良債権急増に圧迫された一方、サービスとバンキング、ウェルス、米個人向けバンキングの4事業ではいずれも前年同期比で増収となった。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:1.51ドル(予想:1.31ドル)
・経常収益:203.2億ドル(予想:198.4億ドル)
・純受取利息(NII):133.6億ドル(予想:135.2億ドル) ・市場:48.2億ドル(予想:46.0億ドル)
・FICC:35.8億ドル(予想:35.4億ドル)
・株式:12.4億ドル(予想:10.3億ドル)
・バンキング:16.0億ドル(予想:15.4億ドル)
投資銀行:9.34億ドル(予想:8.74億ドル)
・ROE:6.2%(予想:5.4%)
・総融資額:6889億ドル(予想:6905億ドル)
・総預金:1.31兆ドル
(通期見通し)
・経常収益:約800~810億ドルを維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
シティグループ<C> 65.19(-0.82 -1.24%)
シティグループ<C>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、経常収益は予想を上回ったものの、純受取利息(NII)が予想を下回った。ただ、トレーディングなど市場部門と投資銀行といったバンキング部門は予想を上回る結果となっている。トレーディング部門は少なくとも10年ぶりの好調となった。急上昇したボラティリティーが追い風となっている。同銀はつい数週間前、この部門の収入は減少するとの見方を示していた。株式の増収が寄与。
クレジットカードは不良債権急増に圧迫された一方、サービスとバンキング、ウェルス、米個人向けバンキングの4事業ではいずれも前年同期比で増収となった。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:1.51ドル(予想:1.31ドル)
・経常収益:203.2億ドル(予想:198.4億ドル)
・純受取利息(NII):133.6億ドル(予想:135.2億ドル) ・市場:48.2億ドル(予想:46.0億ドル)
・FICC:35.8億ドル(予想:35.4億ドル)
・株式:12.4億ドル(予想:10.3億ドル)
・バンキング:16.0億ドル(予想:15.4億ドル)
投資銀行:9.34億ドル(予想:8.74億ドル)
・ROE:6.2%(予想:5.4%)
・総融資額:6889億ドル(予想:6905億ドル)
・総預金:1.31兆ドル
(通期見通し)
・経常収益:約800~810億ドルを維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース