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【材料】メタが決算受け時間外で上昇 広告収入が予想を上回る好調=米国株個別

(NY時間16:58)(日本時間05:58)時間外
メタ<META> 496.50(+21.67 +4.56%)

 メタ・プラットフォームズ<META>が時間外で上昇。引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。広告収入が22%増と予想を上回る好調を見せた。第3四半期の売上高も予想を上回る見通しを示している。

 同社はAIへの多額の設備投資が、よりターゲットを絞ったパーソナライズされた広告販売に役立っていることを証明した。同社は広告が興味のあるユーザーを見つける方法を改善するためにAIを使用しており、最も収益性の高いビジネスに効率性を加えている。

 一方、ザッカーバーグCEOが業界全体のAI競争で主導的地位を築くために、データセンターとコンピューティング・パワーに多額の出費をしている。同社は通期の設備投資計画を修正し、新たに370億―400億ドルのレンジを設定。レンジの下限を20億ドル引き上げた。

 ザッカーバーグCEOは声明で、同社のチャットボットであるメタAIは年末までに世界で最も広く使われるチャットボットになる勢いだと述べた。それでも、同CEOは投資家への忍耐を説いており、4月には賢い投資家なら、例え金銭的なリターンが数年先であっても、このテクノロジーの長期的な有望性を見抜くだろうと述べていた。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益:5.16ドル(予想:4.72ドル)
・売上高:390.7億ドル 22%増(予想:383.4億ドル)
  ・広告:383.3億ドル 22%増(予想:375.7億ドル)
  ・ファミリー・オブ・アプリ:387.2億ドル 22%増(予想:377.6億ドル)
  ・リアリティ・ラボ:3.53億ドル 28%増(予想:3.77億ドル)
  ・その他:3.89億ドル 73%増(予想:3.45億ドル)
・営業利益:148.5億ドル(予想:145.9億ドル)
・営業利益率:38%(予想:37.7%)
・広告インプレッション数:10%増(予想:13%増)
・平均広告単価:10%増(予想:6%増)

(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:385~410億ドル(予想:392億ドル)

(通期見通し)
・設備投資:370~400億ドル(従来:350~400億ドル)(予想:375億ドル)
・総経費:960~990億ドル(予想:977.3億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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