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【材料】ワーナーブラザース、NBA放映権パッケージの可能性について交渉中=米国株個別

(NY時間13:02)(日本時間02:02)
ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD> 8.39(+0.09 +1.02%)

 先ほどメディア大手のワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に買いが強まる場面が見られた。傘下のケーブルネットワークのTNTが、全米バスケットボール協会(NBA)の4つ目の放映権パッケージを確保のために交渉中だと伝わった。スポーツメディアのフロント・オフィス・スポーツが関係者の話として報じた。

 ここ数カ月の憶測では、TNTはTVおよびストリーミング配信から外され、ESPN、NBC、そしてアマゾン・プライムビデオが有利とされている。しかし、関係者筋によると、TNTはまだレギュラーシーズンとプレーオフの一部の試合を放映できる可能性が残っており、より小さく、より安価な4つ目の放映権パッケージの交渉テーブルについているという。

 その4つ目のシナリオとは、NBAがチームから地元放映のパッケージを切り離し、TNTのためにナショナルゲームに変えるというものだ。TNTのために小規模パッケージを作ることは、協会とWBDの双方の面目を保つための賢明な戦略かもしれない。NBAからすれば、TNTとの40年に渡る象徴的な関係を維持することになる。

【企業概要】
 エンターテインメント・キッズ・ニュース・スポーツなどのコンテンツジャンルにおいて、世界の顧客にストリーミングとデジタルエンターテインメントサービスを提供する。テレビ・映画・ゲームなどのブランドを運営し、映画の劇場公開も行う。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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