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【通貨】外為サマリー:155円60銭台に軟化、日米金利差の縮小を見込んだドル売り優勢

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭弱のドル安・円高となっている。

 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円11銭前後と前日に比べて1円20銭強のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された5月の米ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことを手掛かりに、一時156円48銭まで上伸した。

 ただ、前日に発表された5月の米ADP雇用統計が市場予想に届かなかったことから同日の米長期金利が低下しており、この日の東京市場では日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが優勢となっている。156円台での上値の重さも意識されているようで、午前9時50分ごろには155円60銭台に軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0882ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=169円38銭前後と同40銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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