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【市況】アジア株は総じて下落、米株安を嫌気した売り続く 香港株は下げ幅拡大、4週間ぶり安値

アジア株は総じて下落、米株安を嫌気した売り続く 香港株は下げ幅拡大、4週間ぶり安値

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   18232.48(-244.53 -1.32%)
中国上海総合指数  3107.18(-3.83 -0.12%)
台湾加権指数     21403.81(-258.69 -1.19%)
韓国総合株価指数  2637.98(-39.32 -1.47%)
豪ASX200指数    7628.20(-37.43 -0.49%)
インドSENSEX30種  74052.19(-450.71 -0.60%)

アジア株は総じて下落、前日の米株安を嫌気した売りが続いている。米地区連銀経済報告や7年債入札不調を受け米10年債利回りは上昇、約4週間ぶり高水準となっている。プラス圏で推移していた上海株は上げを帳消し、香港株は下げ幅を拡大している。あすの中国5月の製造業PMI、非製造業PMI発表を前に警戒感も高まっている。

香港株は続落、約4週間ぶり安値をつけている。華潤置地やCG SERVICES、中国海外発展、龍湖集団など不動産株が総じて下落。素材や生活必需品、保険、自動車関連も軒並み下落している。

上海株はマイナス圏に転落、ただ下値では景気支援策期待の買いが入っている。
相次ぐ不動産支援策を受け、5月の住宅販売が前月比3%増となったもよう。上海や北京など大都市で住宅購入規制が緩和されたこともあり、夏に向け不動産市場が不況から脱却するとの期待が広がっている。北京で「中国アラブ諸国協力フォーラム」が開催されており、習近平国家主席がアラブ諸国と金融・ハイテク分野での協力強化を呼び掛けたとの報道も好感されている。

出所:MINKABU PRESS

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