【材料】And Doホールディングス---不動産売買事業の近畿エリア強化へ、奈良市に新規出店

And Doホールディングス<3457>の連結子会社ハウスドゥ・ジャパン（本社：京都市）は、不動産売買事業のさらなる拡大に向け、5月2日に「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 大和西大寺駅前」をオープンしたことを発表した。

近畿のほぼ中央に位置する奈良市は、1時間以内に大阪や京都などの大都市圏へ移動でき、新幹線のある京都駅や新大阪駅にも乗り換えることなく往来が可能な交通の利便性が高いエリアである。コロナ禍の影響は受けたものの地価は上昇基調にあり、引き続き堅調な需要が見込まれる。また、「奈良市住生活基本計画」(2014年)によると、奈良市ではこれまでの住宅の建設を中心とした住宅政策から、豊富な既存ストックを有効に活用した住宅政策への転換が求められる状況で、既存の住宅についても適切かつ良好な維持・管理・リフォーム等を推進することにより、住まいの質の向上を図り、ストック活用による住まいづくりを進めるとされており、良質な住宅ストックを形成していくことが必要とされている。

ハウスドゥグループでは、中期経営計画において不動産売買事業を成長強化事業の一つとして位置付け注力しており、また、空き家の増加や資源消費の抑制などの社会課題の決に貢献すべく、中古買取再販の強化を掲げている。既存店のある京都、奈良県橿原エリアに加えてこの度の新規出店により大阪周辺を含めた近畿中部エリアにおける仕入のさらなる強化を目指し、不動産流通活性化とともに地域の雇用創出により地域経済の活性化にも貢献していく考えだ。

《HH》

　提供：フィスコ