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【業界】【SBI証券】国内株式現物取引マッチングサービス「SBIクロス」提供へ


 SBI証券は4月22日より、SOR注文の新たな取次ぎ先として「SBIクロス」へ接続する。「SBIクロス」は社内取引システムで顧客の注文とマーケットメーカーの注文をマッチングし、立会外市場(ToSTNeT)で約定させるサービスで、「ダークプール」(※)取引となる。

(※)証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば、金融商品取引所の立会外市場に発注を行い、約定させる取引(同社注)

 SBI証券のSOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文は「SBIクロス」「証券取引所(同社優先市場)」、ジャパンネクストPTSの「J-Market(第1市場)」「X-Market(第2市場)」、「大阪デジタルエクスチェンジPTS」の5市場等で提示されている気配価格等を監視し、最良価格(同値を含む)を提示する市場等を判定して自動的に注文を執行する。

 「SBIクロス」の追加により、SORの判定先が増え、より有利な価格での約定機会が増加し、価格改善効果向上が期待できるとしている。

【タイトル】(出典:SBI証券)

■「SBIクロス」概要
対象取引国内株式現物取引のみ
参加ルール取引参加基準:国内株式現物取引の注文においてSORを利用して発注
回送を拒否する方法:発注時に優先市場もしくはPTS市場を選択
SBIクロス対象銘柄国内金融商品取引所に上場する銘柄のうち、SOR対象銘柄
(SBI証券が選定しているSORシステムにより取次ぎ先が自動判定される銘柄。
国内株式の個別銘柄画面で「SOR」「SOR対象銘柄」と表示される)
※新規上場銘柄は初値形成後より、SOR対象銘柄となる。
取引時間東証立会時間(9:00~11:30、12:30~15:00)と同じ

※SBIクロスで金融商品取引所の最良気配と同値で約定した場合、価格改善はない。
※4月22日・23日は新サービスの安定稼働確認期間として、「SBIクロス」サービスを限定して提供予定。




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