【材料】バーブが急落 安全性への懸念を理由に治験を一時停止=米国株個別
(NY時間11:32)(日本時間00:32)
バーブ<VERV> 8.06(-4.73 -36.98%)
遺伝子編集のバーブ・セラピューティクス<VERV>が急落。高コレステロール患者を対象とした遺伝子編集治療法の試験において、安全性への懸念を理由に登録を一時停止した。有望な新医療分野に後退をもたらした。
この実験的アプローチは初期段階の研究で一定量の投与を受けた最初の5人の治験者のコレステロール値を低下させたが、6人目の治験者は肝酵素異常と血小板減少症(血小板数の減少を伴う状態)を発症したという。
同社は、数日で収束した臨床検査の異常は治療薬の投与に使用された脂質ナノ粒子(脂肪の小さな球)が原因とし、別の方法による第2の治療薬の開発を優先すると述べた。
【企業概要】
心血管疾患(CVD)治療の新たなアプローチを開拓し、生体内での遺伝子編集による新たな治療法を開発する。PCSK9やANGPTL3遺伝子に着目し、自然の疾患抵抗性変異を模倣、特定の遺伝子をオフにすることで血中脂質を低下させ、動脈硬化性心疾患(ASCVD)のリスクを低減させる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
バーブ<VERV> 8.06(-4.73 -36.98%)
遺伝子編集のバーブ・セラピューティクス<VERV>が急落。高コレステロール患者を対象とした遺伝子編集治療法の試験において、安全性への懸念を理由に登録を一時停止した。有望な新医療分野に後退をもたらした。
この実験的アプローチは初期段階の研究で一定量の投与を受けた最初の5人の治験者のコレステロール値を低下させたが、6人目の治験者は肝酵素異常と血小板減少症(血小板数の減少を伴う状態)を発症したという。
同社は、数日で収束した臨床検査の異常は治療薬の投与に使用された脂質ナノ粒子(脂肪の小さな球)が原因とし、別の方法による第2の治療薬の開発を優先すると述べた。
【企業概要】
心血管疾患(CVD)治療の新たなアプローチを開拓し、生体内での遺伝子編集による新たな治療法を開発する。PCSK9やANGPTL3遺伝子に着目し、自然の疾患抵抗性変異を模倣、特定の遺伝子をオフにすることで血中脂質を低下させ、動脈硬化性心疾患(ASCVD)のリスクを低減させる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース