【材料】FRONTEOは続伸、INFORICHが昨年来高値
フロンテオ <日足> 「株探」多機能チャートより
<2158> FRONTEO 760 +50
大幅に4日続伸。経済安全保障対策ネットワーク解析システム「KIBIT Seizu Analysis」のサプライチェーン解析ソリューションで、膨大な取引ネットワークの中から重要な部分を推定し、取引の流れを俯瞰的に可視化する技術について特許を取得したと発表している。企業は自社や取引先の取引ネットワークをより的確に把握し、評価することが可能になるとしている。
<9338> INFORICH 5670 +700
昨年来高値。モバイルバッテリーシェアリング会社などを経営管理する豪Ezycharge社の発行株式のうち51%を取得すると発表している。株式譲渡契約締結日は4月2日の予定。取得価額は非開示だが、純資産額(23年12月期は30.81億円)の15%を下回る金額。Ezycharge社の完全子会社であるEzycharge AusはINFORICHの孫会社になる。オーストラリアでのEzychargeグループの市場シェアは90%以上という。
<7375> リファインバスG 841 +56
大幅反発。住友商事<8053>が保有するリファインバースグループ株式のうち10万株(発行済株式総数の2.99%)を三菱ケミカルグループ<4188>傘下の三菱ケミカル(東京都千代田区)に、同じく10万株(同2.99%)を稲畑産業<8098>に譲渡すると発表している。異動後の三菱ケミカルの議決権保有割合は10.46%で、筆頭株主となる。また、リファインバースグループは樹脂リサイクルで稲畑産業との資本業務提携の検討を開始する。
<4824> メディアS 336 +21
一時ストップ高。コスモ・バイオ<3386>とブレインテックトレーニングサービスでサービス販売店契約を締結したと発表している。大学・公的研究機関や企業の研究者を対象に脳波を活用したメディアシークのブレインテックトレーニングサービス「Neuro Switch」の販売を強化する。同サービスでは、ニューロフィードバックの技術を活用して脳波デバイスと連携することで脳波計測や脳波を用いたトレーニングが可能という。
<6232> ACSL 1042 +150
ストップ高。前日に自社の国産ドローンが防衛省航空自衛隊の空撮用ドローンとして採用されたと発表し、引き続き買い材料視された。航空自衛隊の空撮では、広範囲であったり緊急性や危険性が高い可能性もあることから、ドローンの活用が期待されているという。今後も国内ドローンメーカーとして経済安全保障及び脱中国製品が明確である日本政府調達に注力していくとしている。
<5892> yutori 8880 +870
上場来高値。ミニサイズコスメの新ブランド「minum」が全国で順次販売を開始すると発表している。全商品が手のひらサイズのミニサイズコスメで、見た目に加えて使い心地や品質にもこだわった。3月中に540店舗で順次展開する予定。協業先のi.D(東京都港区)が商品の生産やドラッグストアを中心とした卸の流通を担う。yutoriは商品の企画とプロモーションを担う。
《NH》
提供:フィスコ