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【特集】【今週読まれた記事】24年は中小型グロース反撃の年となるか

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月23日から29日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 2023年大納会の日経平均株価は前週比295円高の3万3464円で取引を終了。昨年末からの年間騰落率は7369円(28.2%)高となりました。ちょうど1年前の22年末を振り返ると、日銀が金融政策の修正に踏み切ったことで株価が急落し、明るい見通しが立ちにくいなかでの年明けとなったことが思い出されます。しかし、蓋を開けてみれば23年1月下旬には“日銀ショック”前の株価水準を回復し、更に5月からの急激な上昇相場突入で日経平均はバブル後高値を更新。大躍進の1年となりました。

 ただし、だからといって簡単な相場だったかというと、決してそんなことはありませんでした。7月以降、日経平均は3万3800円台を天井として荒い値動きを繰り返すレンジ相場を形成。人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 躍進続く『インドの未来』を買え!」の北浜氏は「実際は上下動が激しく、非常に付き合いにくい相場だった」と述べています。今年は特に中小型グロース株の苦戦が目立ち、東証グロース250指数は日経平均に大きく劣後。中小型グロース株を主戦場とする投資家には苦しい一年となりました。

 今週、グロース250指数は前週比4.2%高と急反発。グロース株見直しの機運は徐々に高まっており、この上昇が反撃の狼煙となることが期待されます。

 全体相場の見通しはどうでしょうか。北浜氏は「米国の金利高がピークアウト、下落に転じる可能性が高い」と、来年は米国の利下げが実施されることが確実視されていることが株式市場にとって好材料となることを指摘。「まずは米国市場が続伸し、東京市場もそれを追う」とみています。北浜氏の記事は今週も多くの方に読まれ、アクセスランキング7位となりました。

 22年末の“日銀ショック”以降、日銀によるマイナス金利政策の解除観測は株式市場にとってネガティブな材料となってきました。しかし、長く取り沙汰されたことで逆に「もしマイナス金利が解除となった場合は、株式市場にはアク抜け感が出るだろう」と予想するのは<相場観特集>で見通しを伺った水戸証券 投資顧問部チーフファンドマネージャーの酒井一氏。台湾総統選や米国の政府機関閉鎖リスクなどもあるが、「リスク回避ムードが一時的に強まったとしても、投資家心理はやがて持ち直しに向かうはずだ」と、仮にショック安があれば“買い場”との見方を示しています。

 そのほか相場コラムは、年明けに一斉に売りが出るパターンを「いつもの行動」として、突っ込み買いのチャンスと指摘した「【杉村富生の短期相場観測】 ─売買益圧縮の"標的"にされた銘柄を狙う!」がランキング9位となったほか、今週もすべての記事が上位ランキング入りを果たしています。どの記事もお見逃しなく。

  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】来年のテーマや新NISAを意識した個人主体の物色へ
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「最高値を目指す2024年」
  酒井一氏【伸びきれない日経平均、年末年始でレンジ上抜けなるか】 <相場観特集>


 2024年元日から4日にかけて「新春特集」を27本配信いたします。

  2024年「新春特集」のご案内 ─“27本”配信 ─

 相場コラム執筆陣による新年の有望株大予想は、毎年大注目を集める人気コンテンツ。株式市場だけにとどまらず、コモディティや為替市場の24年相場展望にも注目です。年末年始に読みたい記事が目白押しの新春特集、どうぞご期待ください。


 2023年は「生成AI」に関連するニュースが世界を席巻しました。投資の世界においても生成AIは大きく取り沙汰されましたが、より注目されたのはその礎となる「半導体」。まだ趨勢の見えない生成AIそのものよりも、確実な成長が見込まれている半導体関連は投資対象として手堅く、見通しの立ちやすさという面で有利です。「日本勢いざ復権! 半導体製造技術の最前線で光放つ有望株を総点検 <株探トップ特集>」は、最先端の半導体製造技術において存在感を放つ日本企業を徹底調査。見事アクセスランキング首位を獲得しました。

 首位に僅差で2位となったのは、成長期待十分でなおかつ配当利回りが高く、投資指標面でバリュー株の素地を持つ有望株を厳選して紹介した「昇竜相場への懸け橋、新エース降臨!『究極の高配当バリュー』5銘柄 <株探トップ特集>」。新NISAを控え、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙える銘柄は注目必至です。

 そのほか投資テーマ関連では、コロナ禍を脱却し業績回復傾向が鮮明なラーメン関連を総ざらいした「訪日客に大人気!『ラーメン』関連株は最高益・最高値のオンパレード <株探トップ特集>」がランキング12位。以下の記事も上位入りとなっています。

  超高齢社会の救世主、「介護テック」関連株は政策支援で活躍本番へ <株探トップ特集>
  国も後押し、社会的な関心高まる「紙おむつリサイクル」 <株探トップ特集>

  「半導体」がランキング1位、SOX指数は最高値で上昇基調強まる<注目テーマ>


 ランキング3位は、23年7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、利益成長“青天井”銘柄を時価総額別にリストアップした「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】 <成長株特集>」の第3弾が獲得。木曜配信の第4弾も上位入り、更に先週配信した第2弾もランクインと、シリーズを通して高い人気を誇っています。

  利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第2弾 31社選出 <成長株特集>
  利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 32社選出 <成長株特集>
  利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第4弾 29社選出 <成長株特集>

 <割安株特集>では、今から買って今月の配当が受け取れる高利回り銘柄をピックアップした「まだ間に合う、12月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」がトップ10入り。そのほか高配当利回りランキングや「10万円以下で買える」シリーズもすべて上位入りとなりました。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月27日版
  10万円以下で買える、増収増益&低PBR 24社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、増収増益&低PBR 24社【スタンダード】編 <割安株特集>


 今週の株探プレミアム専用コラムは3記事を配信。1記事目は「酒井義隆・アセットマネジメントOneファンドマネジャーに聞く」、「売られたグロース株、反転攻勢のポイントは2つ~24年の日本株戦略」。今回は相場のトレンドに合わせたポートフォリオ戦略で日本株アクティブ型投信を運用するアセットマネジメントOne 株式運用グループ 国内株式担当ファンドマネジャーの酒井義隆氏に、“2024年のグロース株とバリュー株への向き合い方”について徹底インタビュー。今年の相場の値動きを“スタイル別騰落率”や“米国の政策金利”とともに振り返りながら、グロース株が反転攻勢を仕掛けるための2つのポイントについて掘り下げます。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

 2記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第127回「その前提で大丈夫? 『円高危険度ランキング』で欧米景気の悪化をスルー」。11月に一時1ドル=150円をつけた円相場は140円台前半へ急上昇し、投資家心理を揺さぶっています。この円高方向への急転換は、中間決算時点で企業側が想定した為替レートからズレが生じ、“業績の下方修正リスク”へ繋がると大川氏は指摘します。今回はそうした危険な銘柄を抽出し、3つの要素を組み込んだ総合スコアをもとに、注意が必要な「円高危険度」ランキングを作成しました。

 3記事目は株探プレミアム・リポート「金賢さん(シンプレクス・アセット・マネジメント)に聞く」、「PBR1倍割れ解消の表と裏~24年の日本株戦略」。2023年秋に日本市場で初登場したアクティブETF(上場投資信託)は、これまで主流であった株価指数などに連動したETFとは異なり、運用会社独自の戦略で組み入れ銘柄の選定などを行うのが特徴です。今回はなかでも東証の改革と連動する点で注目を集めているPBR1倍割れ解消推進ETF <2080> [東証E]を運用する金賢氏に、PBR1倍割れ企業の見極めポイントや企業価値向上の鍵となる要素などを伺いました。

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 引け後の材料をまとめてチェックできる株探の看板記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手に使えば大いなる時短となる必見の記事です。今週もすべての記事が上位ランクインとなりました。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月22日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月25日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月26日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月27日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月28日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月25日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月26日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月27日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月28日)
   ※29日は「該当銘柄なし」

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