市場ニュース

戻る
 

【市況】アジア株 まちまち、香港株は大幅反落

東京時間18:08現在
香港ハンセン指数   17373.03(-238.84 -1.36%)
中国上海総合指数  3110.48(+3.16 +0.10%)
台湾加権指数     16353.74(+43.38 +0.27%)
韓国総合株価指数  2465.07(+2.10 +0.09%)
豪ASX200指数    7024.76(-5.59 -0.08%)
インドSENSEX30種  65610.63(-508.06 -0.77%)

 28日のアジア株は、まちまち。きのう発表された中国8月の工業企業利益が半年ぶりに増加に転じたことなどが好感されて一部の市場では上昇した。上海株は明日からの中秋節と国慶節の大型連休を控えて、ポジション調整の動きから軟調な動きとなった。香港株は大幅反落。米国での金融引き締め長期化への警戒感や香港市場で中国の不動産大手の中国恒大集団の株式売買を停止すると報じられたことなどが重石となった。
   
 上海総合指数は小幅続伸。石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、銀行大手の中国工商銀行、航空機メーカーの中航沈飛が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。ホテル・娯楽施設運営の銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテインメント)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、医療機器メーカーのレスメドが買われる一方で、金採掘会社のニュークレスト・マイニング、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、道路建設会社のトランスアーバン・グループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均