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【材料】レナーが決算受け下落 新規受注の伸びの見通しが影を落とす=米国株個別

 住宅建設のレナー<LEN>が下落。前日引け後に6-8月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価はネガティブな反応。第4四半期の新規受注の見通しが予想こそ上回ったものの、伸びが影を落としている。

 アナリストは「第4四半期の新規受注の伸びの見通しは23-31%を示唆しており、事前予想の39%を下回っている。それは売上ペースの約15%鈍化を意味し、過去の減少率の約10%を下回り、第3四半期の売上ペースが8%増であったのとは対照的だ」と述べた。

(6-8月・第3四半期)
・1株利益(調整後):3.91ドル(予想:3.51ドル)
・売上高:87.3億ドル(予想:85.5億ドル)
・住宅粗利益率(調整後):24.4%(予想:23.7%)
・新規受注:1万9666件(予想:1万8643件)
・新築住宅引き渡し:+8%
・受注残:2万1321件(予想:2万614件)

(9-11月・第4四半期見通し)
・新規受注:1万6200~1万7200件(予想:1万6590件)
・引き渡し予想:2万1500~2万2500件(予想:2万445件)
・住宅粗利益率(調整後):24.4~24.6%(予想:24.1%)

【企業概要】
 米国で一戸建てやタウンハウス等の建設・販売・賃貸、宅地の購入・開発・販売を行う。テクノロジーと革新的な戦略を駆使し、建築プロセスの効率化と建設コストの低減に取り組む。又、顧客向け住宅ローン関連の金融サービスを提供するほか、多世帯住宅を建設する長期ファンドを運営し、その持分を保有する。

(NY時間10:55)
レナー<LEN> 113.46(-4.24 -3.60%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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