市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:139円60銭台に軟化、米債務上限法案の採決控え警戒感

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=139円67銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭弱のドル安・円高となっている。

 30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=139円79銭前後と前日に比べて65銭程度のドル安・円高で取引を終えた。この日に日本の財務省と金融庁、日銀が会合を開いたことで、為替介入の可能性が意識され一時139円57銭まで軟化した。

 今晩に予定される米下院での債務上限法案の採決への警戒感もあり、東京市場に移ってからもドル円相場は軟調な展開となっている。日経平均株価が大きく下落して始まったこともあってリスク回避目的のドル売り・円買いが出やすく、午前9時50分過ぎには139円62銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0735ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=149円94銭前後と同1銭程度のユーロ高・円安と横ばい圏で推移している。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均