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【市況】22日のNY市場は反落

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

NYDOW  : 32030.11 (-530.49)
NASDAQ  : (11669.96;-190.15)
CME225  : 26980 (-250(大証比))

[NY市場データ]

22日のNY市場は反落。ダウ平均は530.49ドル安の32,030.11ドル、ナスダックは190.15ポイント安の11,669.96で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表待ちで売り買い交錯し、寄り付き後はまちまち。連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで市場の予想通り0.25ポイントの利上げに踏み切った一方、最近の金融危機を受けた不透明感を考慮し、声明文を変更するなど柔軟な姿勢を見せたことが好感され、一時上昇に転換。しかし、パウエル議長が会見で必要となれば想定以上の利上げを示唆したため、過剰な利上げによる景気後退懸念が広がり再び下落。さらに、イエレン財務長官が政府は預金保護拡大を検討していないと言及すると、地銀を含め金融の下げが加速し、全体指数をさらに押し下げ。終盤にかけ下げ幅を拡大して終了した。セクター別では銀行や不動産の下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比250円安の26980円。ADR市場では、対東証比較(1ドル131.32円換算)でトヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>などをはじめ全般下落した。
《YN》

 提供:フィスコ

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