【材料】ナイキが4日ぶり反発 来週21日に決算発表 売上高見通しを再度上方修正の可能性も指摘される=米国株個別
ナイキ<NKE>が4日ぶりに反発しており、ダウ平均をサポートしている。同社は来週の21日に決算発表を控える中、アナリストからは経営陣が2023年度の売上高見通しを再度上方修正する可能性があるとの指摘が出ている。
今回の12-2月期(第3四半期)決算は、売れ筋に対する顧客の強い反応に後押しされ、値上げをしても、中国を除く全ての地域で好調を維持する可能性があるという。
中国の経済再開が本格化する中で、第4四半期には各地域のトレンドが改善し、経営陣が2023年度の通期の売上高見通しを再度上方修正する可能性があるという。中国はナイキにとって最も収益性の高い地域であることから、収益面でも恩恵を受け始める可能性があるとしている。
今回も第2四半期に前年比43%まで拡大していた過剰在庫の解消が焦点。そのためのプロモーションが、輸送費の低下によるメリットを相殺し、粗利益率を圧迫している。
最近の役員の退任はサプライズであり、直近の最高デジタル責任者の退任から、戦略、特にデジタルに変更があるかどうかも注目されるという。
(NY時間10:33)
ナイキ<NKE> 119.05(+2.19 +1.87%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今回の12-2月期(第3四半期)決算は、売れ筋に対する顧客の強い反応に後押しされ、値上げをしても、中国を除く全ての地域で好調を維持する可能性があるという。
中国の経済再開が本格化する中で、第4四半期には各地域のトレンドが改善し、経営陣が2023年度の通期の売上高見通しを再度上方修正する可能性があるという。中国はナイキにとって最も収益性の高い地域であることから、収益面でも恩恵を受け始める可能性があるとしている。
今回も第2四半期に前年比43%まで拡大していた過剰在庫の解消が焦点。そのためのプロモーションが、輸送費の低下によるメリットを相殺し、粗利益率を圧迫している。
最近の役員の退任はサプライズであり、直近の最高デジタル責任者の退任から、戦略、特にデジタルに変更があるかどうかも注目されるという。
(NY時間10:33)
ナイキ<NKE> 119.05(+2.19 +1.87%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美