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【市況】アジア株 まちまち、香港株は大幅反発

東京時間18:05現在
香港ハンセン指数   19695.97(+376.05 +1.95%)
中国上海総合指数  3268.70(+38.62 +1.20%)
台湾加権指数     15560.49(+34.29 +0.22%)
韓国総合株価指数  2410.60(+16.01 +0.67%)
豪ASX200指数    7108.85(-35.84 -0.50%)
インドSENSEX30種  58318.96(-816.17 -1.38%)

 13日のアジア株は、まちまち。シリコンバレーバンクの経営破綻を受けて、前週末の米国株は大幅安となった。ただ、同社の経営破綻に関して、米当局が預金者を完全に保護すると報じられたことで、米国株価指数先物が時間外取引で大きく総じて上昇している。この問題に関する各市場の受け止め方もまちまちとなっている。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが鈍化するとの見方も広がっており、香港株は大きく上昇を見せた。
   
 上海総合指数は反発。通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、酒造会社の貴州茅臺酒、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、保険大手の中国人寿保険が買われた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反発。石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、石油大手の中国石油化工(シノペック)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)、インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が買われた。
   
 豪ASX200指数は続落。資源・鉱山会社のBHPグループ、産金会社のノーザンスター・リソーシズが買われる一方で、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、医薬品メーカーのCSL、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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