市場ニュース

戻る
 

【市況】株価は第1四半期の上昇後に下落に直面との見方も=米国株

NY株式3日終値
ダウ平均   33390.97(+387.40 +1.17%)
S&P500    4045.64(+64.29 +1.61%)
ナスダック   11689.01(+226.03 +1.97%)
CME日経平均先物 28045(大証終比:-215 -0.76%)

 米大手証券ストラテジストによると、より正常なポジショニング、様々な企業収益、FRBの追加引き締め、企業活動のポジティブ・サプライズの終焉を背景に、株価は第1四半期の上昇後に下落に直面すると予想している。

 市場には堅調な株価と企業収益低下といった大きなかい離が生じつつあるという。PERの上昇と債券利回り上昇も相反するものであるとも指摘。

 ストラテジストは「これまでは軽いポジショニングと過度に弱気なセンチメントが株式市場を持ち上げていたが、もはやその局面ではない」と述べている。下期の企業活動に加速は見られず、FRBの利上げ一時停止も程遠いと指摘。

 そのため株価の上昇に伴い、投資家にエクスポージャーの縮小を推奨しているようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探からのお知らせ

    日経平均