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【市況】日経平均VIは小幅に上昇、株価底堅く警戒感の広がりは限定的

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.06(上層率0.38%)の15.84と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は16.24、安値は15.62。

今日の日経225先物は午前の中頃に高値をつけた後は売りに押される展開となった。この値動きを受け、市場では午前の中頃からはボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、日経VIは上昇して推移している。ただ、株価の下値を売り急ぐ動きはなく、日経225先物は売り一巡後は底堅い動きとなっていることから、警戒感の広がりは限定的で、日経VIの上昇幅は概ね小幅にとどまっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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