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【特集】【今週読まれた記事】決算佳境! 狙い目は“決算プレー”後の優良株

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月4日から10日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 日経平均株価は週明け6日に一段高となって待望の2万7500円を上抜け、その後はもみ合いを続ける展開に。結果、前週末比161円高の2万7670円と5週続伸となりました。日経平均がマイナスの日もTOPIXはプラスで引けており、決算内容の良い銘柄を中心に買い意欲は旺盛と言えそうです。

 ただ、ここから更に上値を追うには課題も多いようです。代表的なものが米国の金融政策と、それに伴う為替市場の円高・ドル安。人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─決算通過後の株価回復の波を捉える!」の北浜氏は「訪日客数に影響が出ると思っているので、買いが入りにくい」と、円高では輸出関連だけでなくインバウンド関連にも資金が向かいにくくなることを解説。北浜氏のコラムは今週も多くの方に読まれアクセスランキング8位となりました。

 日経平均が小動きに終始したのは、日銀の次期総裁人事待ちの側面も少なからずあります。10日夕方に複数メディアが「日銀の新総裁に植田和男氏を起用する方針」と伝えており、週明けの日本市場は大きく動く可能性があります。植田氏についてはこれまで候補として取り上げられておらず、市場もどう反応するのか未知数な部分があるため注意が必要かもしれません。

 この局面で上値余地はどれくらいあるのでしょうか。「2万8000円近辺は目先上限ラインに近い」と指摘するのは<相場観特集>で見通しを伺ったブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏。「今後の米国株市場では企業業績の悪化を株価が織り込みにいく局面が見込まれ、米株安となれば東京市場もその影響を免れないだろう」と述べています。一方で日本株には割安感があり、相対的に強いパフォーマンスを示す可能性にも言及しています。

 そのほか相場コラムは今週もすべての記事が上位ランキング入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

  【杉村富生の短期相場観測】 ─原油安は産油国からのプレゼント!
  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】出遅れ銘柄のリバランス物色に期待
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「燻る節分天井の懸念、テクニカルは過熱点灯」
  武者陵司「快方に向かう世界経済と市場」
  三浦豊(みずほ証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替―


 22年10-12月期決算発表が佳境に入っています。ピークとなった10日には600近い銘柄の発表があり、これを一つひとつ追うのは至難の業です。株探では14日までの決算発表の期間中、特別態勢で記事を配信しています。【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時10分と15時40分に配信します。好決算を含め、引け後の材料をまとめてチェックできる看板記事「明日の好悪材料」は今週3位から7位を独占する人気となりました。ぜひ投資の参考にお役立てください。

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (02月06日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (02月07日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (02月08日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (02月09日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (02月10日)

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月3日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月6日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月7日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月8日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月9日発表分)

 更に、その日の決算発表で“増収増益”を発表した企業リストを毎日配信。この記事でいま成長過程にある企業を網羅することができます。

  逆風下の成長株を探す! 10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月6日版
  逆風下の成長株を探す! 10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月7日版
  逆風下の成長株を探す! 10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月8日版
  逆風下の成長株を探す! 10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月9日版
  逆風下の成長株を探す! 10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月10日版


 前述の北浜氏は「決算発表は非常にやっかいだ」と述べ、短期的に激しい値動きとなることから「決算発表を跨がない」ことを勧めています。ではこの時期、リスクを避けチャンスを逃さない投資方法はあるのでしょうか。「“バリュー系特急株”に乗れ!『とっておき好業績株スペシャル』7選 <株探トップ特集>」が狙い目とするのは“好決算発表後”の銘柄。既に決算発表を済ませ業績が折り紙付きの銘柄から、更に“割安感”“材料性”も持ち合わせた7銘柄を紹介。見事アクセスランキング首位を獲得しました。


 ランキング2位は決算発表期間の大定番「利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第1弾〕 28社選出 <成長株特集>」。10-12月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、利益成長“青天井”銘柄をピックアップしました。待望の〔第2弾〕は明日19時30分の配信予定。お見逃しなく。

 スクリーニング特集では、高配当株利回り銘柄ランキングが高い人気を誇り9位にランクイン。「10万円以下で買える」シリーズも上位入りとなっています。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 2月8日版
  10万円以下で買える、連続増益&低PBR 28社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、連続増益&低PBR 26社【スタンダード】編 <割安株特集>


 投資テーマ関連では、“次世代の太陽電池”として注目されている「ペロブスカイト太陽電池」で飛躍が期待できる銘柄にスポットを当てた「輝き放つ『ペロブスカイト太陽電池』関連、飛躍期突入の銘柄群総ざらい <株探トップ特集>」がトップ10入り。そのほか以下の記事が上位入りとなりました。銘柄選択の参考になさってください。

  “再びの首都圏一極集中”で百花繚乱へ、「ザ・東京関連株」を大追跡 <株探トップ特集>
  見えてきた事業化の青写真、成長ステージに立つ「CCS」関連株 <株探トップ特集>
  少子化対策の一丁目一番地、「婚活」関連株に春風到来 <株探トップ特集>


 株探プレミアムコラムは今週4記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第106回、「楽観は禁物なら、3月末まで『上方修正&リターン期待』のアノマリーに注目」。決算発表が本格化するなか、大川氏は「景気敏感系の製造業には景気後退の影響が出始めている企業もあり、安易に好業績の企業に相乗りするのは大きな危険をはらむ」と指摘。今後の投資姿勢としては、3月末まで“上方修正”しやすいアノマリーを持つ銘柄を狙い撃ちする手法を提案、該当銘柄を2ページ目にリスト付きで紹介しています。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 2記事目は“知られざる最高益企業”を発掘する「日経CNBC×株探」コラボ企画の第6回「“緑の空間”プロデュース、世界一へSDGsと抗テックのエール」。今回は2028年に創業60周年を迎えるユニバーサル園芸社<6061>を取り上げます。オフィスやホテルといった商業向け観賞用植物のレンタルから、壁面緑化など「緑」を基調とした空間全体のデザインをプロデュースする同社。“14年連続増収”を控え、SDGs系マネーの流入も観測される同社の、“成長を持続させるカギ”に迫ります。

 3記事目は「10年上昇企業」のダイワボウホールディングス <3107> 最終回「物言う株主が2度目の登場、最初は『親子上場』の解消、では2度目は?」。“アクティビスト”とも呼ばれ、一定数の株式を取得した後に企業経営に改善を求める“物言う株主”。最終回では、今後の見通しや成長余地を代表取締役社長の西村幸浩氏に伺いながら、物言う株主の足音が迫る同社の“進化と変革”の歴史に焦点を当てます。

 4記事目は大人気“すご腕投資家”シリーズの最新作「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技 駄犬さんの場合」の第1回「株価より決算を読め! 借金のドン底から3億円選手に浮上した技-その1」。今回はブログやSNSでの情報発信も熱心に行うITエンジニアの“駄犬(ハンドルネーム)”さんが登場。“株価は読めなくても決算は読める”という着眼点のもと、開示情報や株価の相関などを緻密に分析した決算プレーを得意とする億トレさんです。初回は足元での好トレード事例を参考に、駄犬さんのトレード手法や投資成績などを紹介します。

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