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【材料】エレマテック---3Qも2ケタ増収増益、自動車など主要マーケットが好調に推移し3Q累計期間としては過去最高益を更新

エレマテック <日足> 「株探」多機能チャートより

エレマテック<2715>は27日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比27.1%増の1,849.05億円、営業利益は同77.3%増の100.30億円、経常利益は同69.8%増の92.60億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同67.8%増の64.20億円となった。

エレクトロニクス業界においては、一部で需給バランスの崩れ等の影響を受けたものの、自動車における電装化の進展や、データセンター関連及び産業機器等、様々な分野での需要に支えられ、電子部品の生産は堅調に推移した。

このような状況の中、同社グループは、自動車向け各種関連部材の販売活動に注力したことに加え、ディスプレイ及びゲーム機関連部材の販売も好調に推移。為替の円安影響に伴う増収や利益率の改善もあり、大幅な増収増益を達成。第3四半期累計期間の経営成績としては、いずれも過去最高を更新した。

2023年3月期通期については、売上高が前期比21.4%増の2,435.00億円、営業利益が同39.6%増の116.50億円、経常利益が同39.2%増の109.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.5%増の75.50億円とする10月28日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。2期連続で過去最高益を更新する見込み。

《SI》

 提供:フィスコ

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