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【市況】NY株式:米国株式市場はまちまち、重要指標やFOMC控え様子見

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

ダウ平均は9.88ドル高の33,743.84ドル、ナスダックは20.91ポイント安の11,313.36で取引を終了した。

航空機メーカーのボーイング(BA)やソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)の冴えない決算を失望した売りが先行し、大幅下落でスタート。その後、カナダ中銀が金融政策決定会合で予想通り利上げを決定後、次回会合で金利を据え置く可能性を示唆すると、米国内の金利ピークアウト期待も強まり、売りが後退。終盤、今週発表が予定されている10-12月期国内総生産(GDP)や12月PCEコアデフレータなどの重要指標のほか、今月末に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした買い戻しが強まり、ダウ平均はプラス圏に浮上。ナスダック総合指数は小幅安と、まちまちで終了した。セクター別では、電気通信サービスや銀行が上昇した一方、運輸が下落。

通信のAT&T(T)は第4四半期決算で、新規のワイヤレス契約者数が予想を上回り上昇。メディアのニュースコープ(NWSA)とケーブルTVのフォックス(FOX)はマードック共同会長が両社の統合計画を撤回したため、それぞれ上昇した。また、金融サービスのUSバンコープ(USB)は、第4四半期決算で項目を除いた1株利益が予想を上回ったほか、強い見通しを示して上昇。

一方で航空機メーカーのボーイング(BA)は、第4四半期決算で、人手不足や供給混乱継続が響き、予想外に損失を計上したため、失望感から下落で始まったが、一方で売り上げ増期待を受けた買いに支えられ上昇に転じた。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)は第4四半期決算で売上高が2020年のパンデミック以来初めての減少となり、さらに、見通しも冴えず下落。また、ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は昨日引け後に発表した決算で、クラウドビジネスの弱い見通しが警戒され続落。証券取引所のナスダック(NDAQ)は第4四半期決算で費用見通しが予想を上回り、大幅安となった。

電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は取引終了後に決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回ったほか、短期的にコスト削減を強化する計画を示したが、時間外取引で売り買いが交錯している。

(Horiko Capital Management LLC)

《YN》

 提供:フィスコ


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