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【市況】ダウ平均は下げを取り戻す マイクロソフトやテスラに買い戻し=米国株後半

NY株式25日(NY時間15:38)
ダウ平均   33721.46(-12.50 -0.04%)
ナスダック   11304.36(-29.91 -0.26%)
CME日経平均先物 27430(大証終比:+110 +0.40%)

 NY時間の終盤に入って、米株式市場は買い戻しが優勢となり、序盤の下げを取り戻している。マイクロソフト<MSFT>やテスラ<TSLA>が買い戻されていることが要因となっている模様。

 市場からは、「強気と弱気の押し合いは続いており、テクノロジー関連の決算は弱気を勢いづかせているが、上昇に対する懐疑的な見方が継続している一方で、市場のいくつかの分野の魅力により、株式は上方向に脱却する可能性がある」とのコメントも出ていた。

 序盤はIT・ハイテク株中心に売りが広がり、ダウ平均は一時400ドル超下落する場面が見られた。前日引け後に発表になったマイクロソフト<MSFT>の決算を嫌気していた模様。ただ、後半は下げ渋っている。

 同社は警戒されていたクラウド事業の売上高は予想を上回ったものの、クラウド事業のアジュールの伸びが1-3月(第3四半期)に減速するとの見通しを示したことで失望感が広がった。また、テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>がガイダンスで予想を下回る見通しを示したことも重石となっていた模様。

 IT・ハイテク株は大胆な人員削減やFRBの利上げペース縮小期待から、このところ買戻しを見せていた。本日は引け後にテスラ<TSLA>とIBM<IBM>が決算を発表予定。テスラも序盤の下げから上昇に転じているが、市場では期待感も出ている模様。

 S&P500のハイテク企業の第4四半期は9.2%の減益が予想されており、2016年以降で最も急な落ち込みが予想されている。3カ月前までは横ばいと見られていた。

 S&P500企業の19%以上が決算を終え、そのうちの68%が予想を上回る利益を計上。ただ、過去の第4四半期の平均的な上振れ率は79%となっている。

 太陽光エネルギー機器のエンフェーズ・エナジー<ENPH>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の350ドルから255ドルに引き下げた。

 バイオ医薬品のプレシジェン<PGEN>が大幅安。1株1.75ドルで4290万株の増資計画を発表したことを嫌気。

 手術設備のインテューイティブ・サージカル<ISRG>が決算を受け下落。新しいマルチポート手術ロボットシステムを23年度中に発売しないと述べたことが嫌気された。

 AT&T<T>が決算を受け上昇。1株利益、フリーキャッシュフロー(FCF)が予想を上回った。

 ニューズ・コーポレーション<NWSA>とフォックス<FOX>が上昇。創業者のルパード・マードック氏が両社の合併計画を断念した。

 電力のネクステラ・エナジー<NEE>が下落。フロリダ・パワー&ライト部門が選挙スキャンダルに関連しているとする報道を受け内部調査を終えたと発表。名前が挙がっていた同部門の責任者シラジー氏が退職することを明らかにした。

AT&T<T> 20.30(+1.14 +5.92%)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 174.56(-2.48 -1.40%)
インテュイーティブ<ISRG> 245.10(-12.88 -4.99%)
エンフェーズ<ENPH> 209.68(-9.80 -4.46%)
プレシジェン<PGEN> 1.66(-0.54 -24.43%)
ニューズ・コーポ<NWSA> 20.50(+0.97 +4.97%)
フォックス<FOX> 31.37(+0.74 +2.40%)
ネクステラ<NEE> 77.30(-6.60 -7.87%)

アップル<AAPL> 141.72(-0.81 -0.57%)
マイクロソフト<MSFT> 240.93(-1.11 -0.46%)
アマゾン<AMZN> 96.94(+0.62 +0.64%)
アルファベットC<GOOG> 96.42(-2.80 -2.82%)
テスラ<TSLA> 144.54(+0.65 +0.45%)
メタ・プラットフォームズ<META> 142.09(-1.06 -0.74%)
AMD<AMD> 74.81(+0.11 +0.15%)
エヌビディア<NVDA> 192.76(+0.11 +0.06%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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