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【材料】インテューイティブが決算受け下落 新マルチポート手術ロボットの発売延期を嫌気=米国株個別

 手術設備のインテューイティブ・サージカル<ISRG>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。中国の感染拡大で手術設備の利用が減少し、今後も与え続ける可能性があるとしている。なお、第4四半期に10億ドルの自社株買いを実施したことも明らかにした。

 新しいマルチポート手術ロボットシステムを23年度中に発売しないと述べたことも嫌気されている。アナリストは同社の株価にとってプラスの材料がなくなったと指摘。

 「この決定の一部には規制が背景にあるようだが、サプライチェーンも問題のようだ。投資家は明らかに23年度にマルチポートの発売を望んでおり、強気の多くを裏付けていた」とも語った。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.23ドル(予想:1.26ドル)
・売上高:16.6億ドル(予想:16.8億ドル)
  機器・アクセサリー:9.41億ドル(予想:9.63億ドル)
  システム:4.51億ドル(予想:4.29億ドル)
  サービス:2.63億ドル(予想:2.70億ドル)
・外科手術用機器:369台(予想:335台)

(NY時間09:50)
インテュイーティブ<ISRG> 240.00(-17.98 -6.97%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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