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【市況】米国株見通し:底堅い値動きか、金利安継続なら買戻し

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時40分現在)

S&P500先物      4,016.50(-16.25)
ナスダック100先物  11,826.75(-82.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は80ドル安。米金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


24日の主要3指数は高安まちまち。ナスダックとS&Pはプラスを維持できなかったが、ダウは104ドル高の33733ドルと3日連続で上値を伸ばした。前日までの堅調地合いで調整売りが出やすいなか、決算発表を前にハイテクへの利益確定売りが先行し指数を下押し。半面、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め鈍化への思惑から長期金利の低下が続き全般的に売りづらい展開に。好業績銘柄が買われ、相場を押し上げた。


本日は底堅い値動きか。24日のPMIは製造業、サービス業とも予想を上回ったものの節目の50を下回ったほか、リッチモンド連銀製造業指数は予想外に低調で景況感の悪化が意識されやすい。一方で、FRBは31日-2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げの一時停止を検討する可能性があると報じられ、金利安継続なら株買い先行の見通し。引き続き好業績銘柄に買いが強まるとみられ、相場全体の方向感は見極めにくいだろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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