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【市況】日経平均は18円安、寄り後は一時上げに転じる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は18円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、ナスダック総合指数、S&P500、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの3日間で900円近い上昇となったことから短期的な利益確定売りが出やすかった。さらに、昨日の取引終了後に日本電産<6594>が業績予想を下方修正したことが投資家心理を委縮させ、今週から発表が本格化する主要企業の四半期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送るムードが強くなった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日続伸したことが東京市場の株価を支えた。また、厚労相が新型コロナの感染症法上の位置づけを「5類」に引き下げる時期などを早ければ週内にも決める方向で調整していると報じられたことから、先行き経済への期待感が高まったことも株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。

《SK》

 提供:フィスコ

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