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【市況】アジア株 香港株は続伸、中国新規感染者が約1カ月ぶりに2万人下回る 不動産支援策期待の買いも

アジア株 香港株は続伸、中国新規感染者が約1カ月ぶりに2万人下回る 不動産支援策期待の買いも

東京時間11:00現在
香港ハンセン指数   19562.47(+112.24 +0.58%)
中国上海総合指数  3193.87(-3.48 -0.11%)
台湾加権指数     14656.22(+103.18 +0.71%)
韓国総合株価指数  2385.01(+13.93 +0.59%)
豪ASX200指数    7191.70(+16.15 +0.23%)

アジア株は上海を除いて上昇。きのうの米株上昇が好感されているほか、中国コロナ規制緩和が引き続き材料視されている。

香港株は続伸、中国のコロナ感染減少が好感されている。感染減の報告を受け序盤に1.3%近く上昇したが、週末を前に利益確定の売りも出ており上げ幅を縮小している。

中国8日の新規感染者は1万6363人となり、約1カ月ぶりに2万人を下回った。中国コロナ規制緩和も引き続き材料視されている。中国各地でコロナ規制が緩和されており、香港、マカオも段階的に規制を緩和する方針。

また、15日にも中国中央経済工作会議が開催される予定となっており、景気支援策期待が高まっている。同会議では2023年度のGDP目標について協議する見通しとなっている。中国当局は来年度の中国経済成長率目標を強気の「5.0%前後」に設定するもよう。また、中国政府は不動産業界へのさらなる支援策を打ち出す可能性があるとの報道も伝わっている。

香港市場では不動産株が大幅高となっている。不動産開発会社のCG SERVICESは6.4%高、華潤置地と碧桂園控股は4.9%高、新世界発展は4.8%高、中国海外発展は4.2%高。そのほか、アリババやレノボ、シャオミ、JDドットコムなどハイテク関連も軒並み上昇している。

出所:MINKABU PRESS


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