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【市況】FRBにはまだやるべきことがあるとの指摘も=米国株

NY株式2日(NY時間12:09)
ダウ平均   34346.34(-48.67 -0.14%)
ナスダック   11411.88(-70.57 -0.61%)
CME日経平均先物 27775(大証終比:+15 +0.05%)

 米株式市場は買い戻しの動きが活発化しており、ダウ平均も下げ渋る動きが出ている。この日の米雇用統計が予想以上に強い内容となったことで売りが先行した。ダウ平均は一時355ドル安まで下落していたものの、売り一巡後は押し目買いも活発に入っている。

 この日の米雇用統計を受けて短期金融市場では、12月FOMCでの0.50%ポイント利上げの見方までは変えておらず、75%程度の確率で推移してる。ただ、ターミナルレート(最終到達点)は、前日の5.00%以下から5.00ー5.25%水準に上昇させている状況。

 本日の米雇用統計を受けて米大手銀からは、FRBはまだやるべきことがあり、市場の織り込みよりも高いターミナルレート(最終到達点)を検討する必要があると指摘している。

 リスク管理の観点から、利上げペースは緩めることが適切と思われるが、労働市場が依然タイトなことから、インフレを持続的に低下させるためには、FRBはより多くのことを行う必要があるという。

 ただ、労働市場の勢いが続いていることから、リスクは上方に傾いているが、来年3月までにターミナルレート(最終到達点)が5.00-5.25%と引き続き予想しているとも述べた。

アップル<AAPL> 146.68(-1.63 -1.10%)
マイクロソフト<MSFT> 253.25(-1.45 -0.57%)
アマゾン<AMZN> 94.60(-0.90 -0.94%)
アルファベットC<GOOG> 100.37(-0.91 -0.90%)
テスラ<TSLA> 192.66(-2.04 -1.05%)
メタ・プラットフォームズ<META> 122.80(+2.36 +1.96%)
AMD<AMD> 74.94(-2.54 -3.28%)
エヌビディア<NVDA> 166.96(-4.39 -2.56%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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