トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
トヨタ自動車<
7203>、ホンダ<
7267>など自動車株が売りに押される展開となっている。前日の米国債券市場で10年債利回りが3.5%近辺まで一段と低下したことを受け、外国為替市場でドル売りの動きが加速、1ドル=135円台前半までドル安・円高が進んだ。8月18日以来約3カ月半ぶりの135円台割れも視野に入る状況となった。自動車セクターは輸出株の中でも特に為替感応度が高く、輸出採算悪化による収益デメリットを警戒する売りを誘発している。なお、トヨタ、ホンダともに23年3月期通期の想定為替レートは1ドル=135円で、実勢はほぼそれに並ぶ水準まで円高に振れている。
出所:
MINKABU PRESS