市場ニュース

戻る
 

【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円割れは想定内、改めてショートを仕掛けてくる動きには、押し目狙いのロングスタンスで


 日経225先物は11時30分時点、前日比160円安の2万8000円(-0.56%)前後で推移。寄り付きは2万8050円と、シカゴ日経平均先物(2万8090円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。寄り付き直後につけた2万8060円を高値に下げ幅を広げ、一時2万7900円と2万8000円を下回る場面も見られた。売り一巡後は下げ渋り、前場半ば以降は2万8000円~2万8060円辺りの狭いレンジでの推移となった。

 日経225先物は現物の寄り付き直後に2万7900円まで下げたものの、ナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σを下回っていたこともあり、オプション権利行使価格の2万7875円辺りまでのショートは想定内であろう。2万8000円水準でこう着が続くようだと、戻りの鈍さから改めてショートを仕掛けてくる動きもありそうだが、ハンセン指数が3%近く上昇しているほか、グローベックスの米株先物は小幅ながらプラス圏で推移しているため、2万8000円を下回る場面では、押し目狙いのロングスタンスとなろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.06倍に上昇した。前日の14.00倍割れからのリバランスが意識されそうだ。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均