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【経済】【クラウドファンディング】スマホでマンツーマンのオンラインスポーツレッスン だんきち、11月28日募集開始

 スマートフォンを活用したマンツーマンのオンラインスポーツレッスンを提供する株式会社だんきち(大阪府摂津市)が、株式投資型クラウドファンディング(新株予約権型)による出資を募集します。申し込みは11月28日19時30分開始を予定しています。

・ 新株予約権型
・ 目標募集額:2502万円、上限募集額:9999万円
・ VC出資実績あり
・ 事業会社/CVC出資実績あり
・ エンジェル出資実績あり
・ 新株予約権者優待あり:オンラインゴルフレッスンを割引で利用可能
・ 類似上場企業:ベルトラ、トゥエンティーフォーセブン、スポーツフィールド、ブロードメディア、GFA

コロナ禍以前の2014年からスタート

 だんきちは、コロナ禍以前の2014年から、スマートフォンのみを活用したマンツーマンのオンラインスポーツレッスンを提供するベンチャー企業です。

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(出典:FUNDINNO)

 元々、オンラインのダンスレッスン「スポとも」から始まり、現在はゴルフ・野球・パーソナルトレーニングなど複数のスポーツに対応、それらを一つのプラットフォームに集約したのが「LessonNote(レッスンノート)」です。

 同サービスはインターネットを経由し、コーチ陣から的確なアドバイスが送られることで、スマートフォン一つで、どこからでもマンツーマンのオンラインレッスンが実施可能。同社が直接運営するオンラインスクールと、同社が提供するシステムを他社が運営する委託タイプの2種類があります。

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(出典:FUNDINNO)

 最初に開始した直営のダンスレッスン「スポとも」は、提携するエイベックスの、有名アーティストの振り付けを担当した経験のあるコーチなど、実績のあるコーチ陣によるレッスンを行い、ダンスレッスンアプリの中でも、ユーザーから高い評価を得ているといいます。

 その他、今年から新たに始まった有名プロゴルファーが企画するオンラインレッスンに「LessonNote」が活用されるなど、さまざまな実績もできているそうです。

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(出典:FUNDINNO)

 同社代表は鹿児島県奄美大島出身で、学生の頃から、都市部と地方のスポーツの教育格差を実感。新しいスポーツに興味を持っても、地方では希望のスクールがあるとは限らず、また、遠方のスクールに通うのも時間とコストがかかります。

 これでは、スポーツを楽しむ機会が失われてしまうと感じたことから、全国のコーチから、マンツーマンレッスンを受けられるオンラインレッスンプラットフォームを開発。アプリの中に、ビデオ通話、チャット、添削などオンラインレッスンに必要な機能を集約し、生徒もコーチも使いやすい設計にしているといいます。

 また、同社は持続的にサービスを運営し、成長するためにパートナー企業との連携を重視。現在は、エイベックスなどの企業をはじめ、約40社のパートナー企業から出資や業務提携などのサポートを受けているそうです。

 2022年10月時点で、累計登録生徒数は約5600人、コーチ数は約1000人で、生徒の約86%が上達を実感しているというアンケート結果も(自社調査)。ここからさらに事業を拡大するため、資金調達を実施し、資金はダンスレッスン事業の拡大、他ジャンルへ横展開するための開発費に充てる計画です。

 同社は「弊社はパートナー企業と協力しながら、誰もがいつでもどこでもスポーツレッスンが受けられる社会の実現を目指していきます」としています。



レッスンのクオリティーや料金に課題も

 同社は、オンラインレッスンを普及させることで、従来の対面によるスポーツ教室における課題を解決したいと考えており、主な課題として、地域や環境によって生じる、教室へ通うつらさやレッスンのクオリティー、料金の違い、コーチ側における収入の不安定さなどを挙げています。

 地域の問題については、都市部では練習場などの設備が充実し、優れた指導者も多いため、質の高い指導環境が整っている一方で、地方はスポーツ教室も指導者も少なく、生活者が特定のスポーツに興味を持っても、近くにスクールがないことが往々にしてあるといいます。

 経済格差に関しては、スポーツを学ぶのにも一定の費用が必要ですが、その地域の経済状況や競合店舗の有無により、レッスン料金にも差が出てしまっている一方、コーチ側には、収入が不安定になってしまう課題があるとしています。

 また、スポーツ教室は、引退した元選手やアスリートがセカンドキャリアとして開業するケースが多い一方で、第一線で活躍した有名選手でも経営に関しては初心者で、思うように集客できず、収益の不安定さに悩むコーチも少なくないそうです。

 同社はこれらの課題について、場所や時間の制限、料金やクオリティーのムラなどの問題につながっていくと考えており、「コロナ禍の影響もあり、日本ではスポーツのオンラインレッスン需要は高まってきている」と見ています。

 同社は「今、新しい形のオンラインレッスンを確立できれば、新たにスポーツを習いたいと思う人も、夢を諦めずに挑戦できる環境が整い、より良いスポーツ環境が構築できると期待しています」としています。

スポーツレッスンの新しい歴史を

 同社は「LessonNote」について、全国に普及させることで、時間や場所に縛られない自由なスクール環境を構築し、スポーツ教育における格差を少しでも減らしたいとしています。

 同社によると、「LessonNote」には現在、主に2つの仕組みがあります。

 一つは、集客からレッスンの提供(コーチは外部)、システムの管理まですべて、同社が行う直営のオンラインレッスン。もう一つは同社がシステムを提供し、運営は他社が行う委託型のオンラインレッスンです。

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(出典:FUNDINNO)

 種目によって、細かな仕様は異なるものの、サービス利用の流れはコーチ・生徒双方ともに同様とのことです。

(1)画面越しでコーチとのマンツーマンレッスンをリアルタイムで受けられるLiveレッスン
(2)生徒の目的に沿って、個別に作成される動画カリキュラム
(3)自主練習の動画をもとにしたコーチによる添削アドバイス
(4)日々の練習の状況を記録して、振り返りに活用できる練習ノート(スポとものみ)
(5)生徒が自主練習中に気になった点をコーチに相談できるチャット機能

 この流れでオンラインレッスンを行うのが、サービスの主な特徴です。

 対面レッスンは場所的、時間的、経済的な制約がありますが、同社のオンラインレッスンは、生徒は地方にいながら、全国のコーチのレッスンを受けられるため、遠方のスクールまで通う必要がないとしています。

 レッスン料金も、オンラインサービスにすることで、対面でのプライベートレッスンの料金よりも安価で受講することが可能で(自社調査)、また、コーチにとっても、学校や仕事で生徒が集まらない朝・昼の隙間時間にカリキュラムを作成したり、生徒の練習動画を添削したりできれば、より効率的な運営が期待できるそうです。

 また、申し込みからレッスンの実施、会計まで、レッスンに必要なものすべてを一つのアプリに集約し、ワンストップで完結することで、生徒・コーチともに簡単にオンラインレッスンが行える環境を構築したことも、サービスが選ばれる理由になっていると同社は考えています。

 同社は「スポーツ教室とテクノロジーを組み合わせることで、誰もが使いやすいサービスを生み出し、スポーツレッスンに新しい歴史を創りたい」としています。

スポーツレッスン市場は約8960億円規模

 2020年の国内におけるスポーツレッスン市場規模は約8960億円とされており(矢野経済研究所)、だんきちは、顕在化しているスポーツレッスン市場をターゲットに、対面レッスンで満足できていない生徒にアプローチをし、オンラインレッスンへの乗り換えを図りたい考えです。

 一方で、地理的・時間的な制約から、これまでスポーツレッスンを受けられなかった人々に対しても、オンラインレッスンプラットフォームをPRし、潜在市場も開拓していく計画です。

 同社の主な収益は、直営サービスの場合、生徒からのレッスン月謝(うち60~70%がコーチへのレッスン料)と、委託の場合、「LessonNote」を導入しているスクールからの、システムの利用料金の2つです。

 同社によると、「スポとも」は月謝が平均7000円弱(コーチの人気度などで変動)、生徒数は2022年11月時点で約1900人いるため、安定した収益を実現。委託サービスの場合、定額のシステム利用料と生徒1人あたり500円(税別、毎月)でマネタイズをしています。

 同社は新しく生徒を集める方法として、オンラインとオフラインを組み合わせた施策を実施、オンラインではGoogle広告やSNS広告、アフィリエイト広告などで検索ニーズを捉える一方で、オフラインでは、大手スポーツ用品店の店舗におけるサービスの案内や無料体験会を実施、その他、14日の無料トライアルなどにより、有料会員数は増加傾向にあるといいます。

 同社は、日本では今後、競合となり得るオンラインレッスンが増加すると想定していますが、先行して積み上げてきた実績や運営ノウハウがあり、オンラインレッスン専用のアプリで、自社のようなUI/UXと柔軟性のあるものを一から作るには、大手企業でも相当のコストと時間がかかると考えています。

 オンラインレッスンのノウハウに関しても、「スポとも」の場合、初回カウンセリングから、生徒に最適なコーチをマッチングし、その後も定期的にレッスン内容を確認して、必要に応じてフォローする体制を整備。生徒からの質問にも、48時間以内にコーチが返答するようルールも徹底しているそうです。

今後の成長に向けて

(1)ダンスレッスン事業拡大とジャンルの横展開へ

 同社は今回の調達資金について、主力のダンスレッスン事業の拡大、新しいスポーツジャンルへの横展開に充てたい考えです。前者については、解約率低減・顧客単価向上・集客チャネル強化の3つを実現するため、特にカスタマーサクセス・ウェブマーケティング・営業の3部門の人員を強化するといいます。

 後者については、新たなサービスとして水泳、テニス、ロードバイク、ボイストレーニングなどのオンラインレッスンも早期に開始する計画です。

(2)将来的にはリハビリサービスなども

 同社は将来的に、パートナー企業の協力の下、北陸地方の、ある市町村の学校における授業の一環として、野球やダンスのオンラインレッスンに取り組む準備を進めています。

 また、リハビリ領域において、患者と先生をつなげるオンラインのリハビリサービスや英会話などのオンラインレッスンなどのプロジェクトも検討中。これらの事例をもとに、スポーツ以外のサービスも全国に広げていきたい考えです。

(3)将来的なEXITはIPOを想定

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(出典:FUNDINNO)

(4)2028年にオンラインレッスン累計ユーザー数3.6万人突破を計画

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(出典:FUNDINNO)

株主構成

 同社は以下のVC、事業会社やエンジェル投資家などから出資を受けています。

・株式会社東京ドーム
・エイベックス株式会社
・オリコン株式会社
・株式会社トーアスポーツマシーン
・株式会社iSGSインベストメントワークス
・株式会社ディー・エヌ・エー
・株式会社リゾーム
・株式会社アビックシステム

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・ベルトラ <7048> [東証G]
・トゥエンティーフォーセブン <7074> [東証G]
・スポーツフィールド <7080> [東証G]
・ブロードメディア <4347> [東証S]
・GFA <8783> [東証S]

新株予約権者優待

【優待の基準日】
毎年12月末日

【優待内容】
1~18個:オンラインゴルフレッスンを新規申し込みで、初月1カ月間を50%オフで利用可能

19~35個:同2カ月間を50%オフで利用可能

36個以上:同3カ月間を50%オフで利用可能

※1人1回のみの優待適応
※既会員で新株予約権者になった人の申し込みは、申し込みの翌月から同様の割引を提供

【申し込み方法】
新規で申し込む人はレッスン申し込み時に新株予約権者優待を利用する旨を伝える。
既会員はサポートセンターに、新株予約権者優待を利用する旨を伝える。
新株予約権者名簿の名前や住所に変更がある場合、手続き後に申し込む。

【注意事項】
優待は新株予約権者本人のみ利用可能。優待は同社が運営する「LessonNote」オンラインゴルフレッスンのみの適応。また、新株予約権者優待以外の各種割引との併用不可。

発行者・募集情報

■募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社だんきち
大阪府摂津市庄屋一丁目9番20-1号
資本金:239,415,025円(2022年9月15日現在)
発行済株式総数:22,347株(同)
発行可能株式総数:1,000,000株
設立日:2013年2月14日
決算日:12月31日

■本新株予約権の発行者の代表者
代表取締役 与島大樹

■本新株予約権の数(以下の個数を上限とする)
9,999個

■本新株予約権の払込金額
1個あたり 10,000円

■投資金額のコース及び個数
90,000円コース(9個)
180,000円コース(18個)
270,000円コース(27個)
360,000円コース(36個)
450,000円コース(45個)
900,000円コース(90個)
1,800,000円コース(180個)
2,700,000円コース(270個)
3,600,000円コース(360個)
4,500,000円コース(450個)
9,000,000円コース(900個)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、450,000円コース(45個)までしか申し込みできない。なお、特定投資家口座からの申し込みの場合、9,000,000円コース(900個)を上限とする。

■申込期間
2022年11月28日~12月4日

■目標募集額
25,020,000円(上限募集額 99,990,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は79,920,000円とする。

■払込期日
2022年12月27日

■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額2,502万円を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 1,951万円
手数料 550万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額7,497万円(目標募集額2,502万円と上限募集額9,999万円との差額)を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 3,447万円
開発外注費 2,400万円
手数料 1,649万円

■連絡先
株式会社だんきち
電話番号:06-6836-7044
メールアドレス:info@dank-1.com

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

"累計生徒数5,600人突破"いつでも・どこでもプロのコーチから指導を受けられる、2014年開始の老舗オンラインレッスンアプリ「LessonNote」

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