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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率が14倍割れ接近で、NTショートによるスプレッド狙いの動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比110円安の2万8260円(-0.38%)前後で推移。寄り付きは2万8390円と、時間外のシカゴ日経平均先物(2万8385円)にサヤ寄せする格好で、小幅に上昇して始まった。市場参加者が限られるなか、寄り付き直後につけた2万8400円を高値に売りが優勢となり、2万8270円まで下落。売り一巡後に2万8380円とプラスに転じる場面も見られたが、終盤にかけて再び売りに押されて、前引け直後には一時2万8250円まで売られた。

 日経225先物は前場半ばにかけてリバウンドを見せたものの、寄り付き水準を超えられなかったことで、前引けにかけてクローズの動きが優勢となったようだ。グローベックスの米株先物が小幅ながらプラス圏で推移していることもあり、オプション権利行使価格の2万8250円辺りでの底堅さは意識されよう。

なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.01倍まで低下した。7月安値の13.93倍に接近するなか、NTショートによるスプレッド狙いの動きが入りやすいだろう。

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