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【材料】アイリックコーポレーション---電子帳簿保存法・インボイス制度に特化したAI-OCRのAPI を提供開始

アイリック <日足> 「株探」多機能チャートより

アイリックコーポレーション<7325>は18日、子会社であるインフォディオは、会計システム向けに電子帳簿保存法・インボイス制度に特化したAI-OCRのAPIサービス「電子帳簿保存法・インボイス制度対応APIサービス」を2023年1月中旬より提供開始することを発表した。

AI-OCRは業務効率化に大きく貢献するが、開発コストがネックとなり自社開発を断念するなど、自社開発に至ったとしても読み取り精度の低さに頭を悩ますメーカーが多数存在する。電子帳簿保存法・インボイス制度対応に特化したAPIをパッケージ化して提供することで、会計システムをはじめとしたシステムメーカー各社が自社のサービスへ電子帳簿保存法やインボイス制度に対応したAI-OCR機能を短期間で簡単に組み込めることが可能となる。

本サービスの特徴としては、すぐに使える、AI-OCR の高い文字認識精度、辞書機能を利用したデータ補完、インボイス登録番号照合、消費税率別の金額取得などが挙げられる。

AI-OCRソリューションである「スマートOCR」では定型・非定型の様々なフォーマットの帳票を汎用的にデータ化することが可能で、すでに多くの企業に導入しており、デジタル化、ペーパーレス化に貢献してきた。「スマートOCR」では位置指定だけでなくルール定義・データ抽出AIにより、スマホなどから撮影した写真のOCR変換・データ化を可能としてきた。位置指定でないため、スマホで撮影した写真や、ゆがんだ写真などでも帳票をデータ化することができる。
データ抽出パッケージとして、「請求書」「領収書・レシート」「名刺」「運転免許証」「健康保険証」「決算書」「源泉徴収書」「健康診断書」をリリースしており、今後もさまざまな用途のものをリリース予定。

《SI》

 提供:フィスコ

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