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【市況】アジア株 香港株は大幅反発、値ごろ感で買い戻しも一時的か 中国当局が「ゼロコロナ」厳守呼び掛け

アジア株 香港株は大幅反発、値ごろ感で買い戻しも一時的か 中国当局が「ゼロコロナ」厳守呼び掛け

東京時間11:08現在
香港ハンセン指数   15914.29(+574.80 +3.75%)
中国上海総合指数  3028.49(+30.69 +1.02%)
台湾加権指数     12926.43(-60.17 -0.46%)
韓国総合株価指数  2334.45(+5.28 +0.23%)
豪ASX200指数    6877.60(+19.72 +0.29%)

アジア株はまちまち。

香港株は大幅反発、前日に大きく下げたことから値ごろ感で買い戻されている。上海株も反発。中国でのゼロコロナ長期化懸念が再燃し、きのうは大幅下落していた。今週初めにゼロコロナ解除との憶測が広がり、中国と香港株は大幅上昇する場面があったが、どうやら今回も期待外れで終わったもよう。中国保健局は3日、引き続きコロナ予防と警戒を続け、ゼロコロナ政策を厳守するよう国民に呼びかけた。中国で3日、新たに3800人の感染者が確認された。2日連続で3000人台となっている。

また、米金融引き締め長期化も懸念されている。米国が政策金利を75bp引き上げたことを受け、香港金融管理局(HKMA)も米国に追随し、基準金利を3.50%から4.25%に75bp引き上げた。

香港市場ではアリババやJDドットコム、ネットイースに美団などハイテク関連が大幅高となっている。龍湖集団や碧桂園控股など不動産株も上昇しているほか、サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も買い戻されている。上海市場では医療品や消費者サービス関連が上昇している。

出所:MINKABU PRESS

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