【材料】リーバイスが決算受け下落 通期見通しを下方修正=米国株個別
ジーンズのリーバイ・ストラウス<LEVI>が下落。前日引け後に6-8月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。米欧市場が不調だった。ガイダンスも公表しており、通期の見通しを1株利益、売上高とも下方修正している。
ガイダンスの変更について同社は、ドル高の逆風およびマクロ経済状況や継続的なサプライチェーン混乱による北米と欧州のより慎重な見通しを挙げています。
同社のバーグCEOは声明で、「今後数四半期に渡り、マクロ経済環境は予断を許さないが、われわれの強力なブランド、多様なビジネスモデル、実績あるチームにより、長期目標を達成することができる」と述べた。
アナリストは「同社過去12-18カ月間、事業をうまく管理してきたが、今回の結果はそれらのパフォーマンスに関する大きな変化であり、ガイダンスは失望だった」と述べた。「欧州など海外では逆風が強まっており、在庫の積み上がりや米消費者の方向性の不透明さから、複数の事業拡大が一時停止されそうだ」とも語った。「しかし、売上高と利益が2019年の水準を上回っていることから、同社は強固な基盤を維持している」とも付け加えた。
(6-8月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.40ドル(予想:0.37ドル)
・売上高:15.2億ドル(予想:16.0億ドル)
米国:8.05億ドル(予想:8.62億ドル)
欧州:3.90億ドル(予想:4.90億ドル)
アジア:2.21億ドル(予想:2.13億ドル)
・EBIT(調整後):1.88億ドル(予想:2.14億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.44~1.49ドル(従来:1.50~1.56ドル)(予想:1.54ドル)
・売上高:6.7~7.0%(従来:11~13%)
(NY時間09:46)
リーバイ・ストラウス<LEVI> 15.07(-0.87 -5.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ガイダンスの変更について同社は、ドル高の逆風およびマクロ経済状況や継続的なサプライチェーン混乱による北米と欧州のより慎重な見通しを挙げています。
同社のバーグCEOは声明で、「今後数四半期に渡り、マクロ経済環境は予断を許さないが、われわれの強力なブランド、多様なビジネスモデル、実績あるチームにより、長期目標を達成することができる」と述べた。
アナリストは「同社過去12-18カ月間、事業をうまく管理してきたが、今回の結果はそれらのパフォーマンスに関する大きな変化であり、ガイダンスは失望だった」と述べた。「欧州など海外では逆風が強まっており、在庫の積み上がりや米消費者の方向性の不透明さから、複数の事業拡大が一時停止されそうだ」とも語った。「しかし、売上高と利益が2019年の水準を上回っていることから、同社は強固な基盤を維持している」とも付け加えた。
(6-8月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.40ドル(予想:0.37ドル)
・売上高:15.2億ドル(予想:16.0億ドル)
米国:8.05億ドル(予想:8.62億ドル)
欧州:3.90億ドル(予想:4.90億ドル)
アジア:2.21億ドル(予想:2.13億ドル)
・EBIT(調整後):1.88億ドル(予想:2.14億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.44~1.49ドル(従来:1.50~1.56ドル)(予想:1.54ドル)
・売上高:6.7~7.0%(従来:11~13%)
(NY時間09:46)
リーバイ・ストラウス<LEVI> 15.07(-0.87 -5.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美