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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月6日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は3月以降、2万6000円から2万8500円程度の範囲で保ち合いの動きとなっています。

 この保ち合いの中心となる2万7000円から2万7500円の値位置を抜ける場面では、価格がギャップを開けて一気に2万7000円以下、2万7500円以上をつける展開となっています。

 一気に超えられないと、反転して、再度、以前の戻り高値、押し目を試す動きへ入っています。

 今回も同様の展開になるなら、本日は寄り付き後にすぐに上昇を開始して、昨日の高値2万7216円を超えて、2万7500円程度まで上げて引ける展開になる公算です。

 本日、2万7216円を前に上値重い展開になると、目先は2万7000円から2万7500円の範囲で上値を抑えられて、再度下値を試すパターンになる可能性が出てきます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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