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【市況】アジア株 上海株は小動き、あすからの大型連休を前に手控えムード 製造業PMIは3カ月ぶりに50超え

アジア株 上海株は小動き、あすからの大型連休を前に手控えムード 製造業PMIは3カ月ぶりに50超え

東京時間11:03現在
香港ハンセン指数   17153.93(-11.94 -0.07%)
中国上海総合指数  3047.18(+5.98 +0.20%)
台湾加権指数     13375.55(-158.71 -1.17%)
韓国総合株価指数  2162.73(-8.20 -0.38%)
豪ASX200指数    6521.10(-33.87 -0.52%)

アジア株は軒並み下落、不安定な動きが続いている。きのう米株が再び大幅下落した。バンカメの投資判断引き下げを受けたアップルが5%近く下げるなど、ハイテク関連の下げが目立った。アジア市場でもアップル銘柄を中心にハイテク関連が下落している。

台湾株は約2年ぶり安値をつけている。ハイテク関連の下げがきつい。台光電子材料は5.0%安、旺宏電子は4.7安、聯華電子は3.4%安、TSMCは2.2%安。韓国市場でLGイノテックが1.4%安。同社の年間売上高の70%超がアップルiPhone向け製品になる。

上海株は小幅高。保利置業集団や北京首都開発、金地集団など不動産株が総じて上昇している。中国政府が20を超える都市で住宅購入者に対し住宅ローン金利の引き下げを許可したとの報道が材料視されている。ただ、あすからの大型連休を前に積極的な売買は手控えられており上値は重い。

きょう発表された中国9月の製造業PMIは50.1と3カ月ぶりに50を回復した。ただ、一方で非製造業PMIは50.6と前回の52.6から低下、5月以来の低水準となった。財新製造業PMIも同じく5月以来の低水準となった。

中国市場はあすから8日まで国慶節で休場、10日に取引を再開する。

出所:MINKABU PRESS

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