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【市況】東京株式(大引け)=248円高、金利低下を背景とした米株高に追随し反発

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京株式市場は、前日の米株高を受けリバウンド狙いの買いが優勢となり、日経平均は2万6000円台半ばに切り返す展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比248円07銭高の2万6422円05銭と反発。プライム市場の売買高概算は14億361万株、売買代金概算は3兆2455億円。値上がり銘柄数は1237、対して値下がり銘柄数は536、変わらずは42銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日のリスク回避の地合いから一転、終日買いが先行する地合いとなった。前日の米国株市場では長期金利低下を好感して、ハイテク株を中心に買い戻され、NYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って大幅上昇した。英中銀が英国債の買い入れを発表したことなどで英長期金利が急速に低下、これが米債券市場にも波及した。東京市場でもここ日経平均が大幅に水準を切り下げていたことから、米株高を契機に値ごろ感に着目した買いを呼び込む格好となった。きょうは、配当権利落ち日にあたり、日経平均の配当落ち分は223円程度あったが、それを吸収して250円弱の上昇となった。配当再投資の買い需要も全体を支えたとみられる。業種別には33業種中28業種が上昇、医薬品セクターが上昇率トップとなっている。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が高く、ソフトバンクグループ<9984>も反発した。任天堂<7974>、HOYA<7741>などがしっかり、塩野義製薬<4507>が大きく買われた。NTT<9432>、武田薬品工業<4502>が堅調、オリエンタルランド<4661>も上昇した。リクルートホールディングス<6098>も頑強。エーザイ<4523>、ヤマシンフィルタ<6240>が値を飛ばし、フィールズ<2767>も大幅高。gumi<3903>が物色人気となり、チェンジ<3962>も急伸。

 半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が安く、売買代金トップとなった日本郵船<9101>や、商船三井<9104>も大きく水準を切り下げた。日本電産<6594>が下落したほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売られた。西松屋チェーン<7545>、ディア・ライフ<3245>が大幅安。商い高水準のアイスタイル<3660>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS



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