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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ギャップアップで始まるものの、東京エレクトロンの安値更新が神経質にさせる


 日経225先物は11時30分時点、前日比350円高の2万6270円(+1.35%)前後で推移。寄り付きは2万6420円と、シカゴ日経平均先物(2万6480円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。ただし、寄り付き直後につけた2万6490円を高値に戻り売りに押される格好となり、前引けにかけて2万6240円まで上げ幅を縮めた。グローベックスの米株先物は小幅ながらマイナス圏で推移しているほか、買い先行で始まった東京エレクトロン <8035> [東証P]が下落に転じて年初来安値を更したことも、神経質にさせた。

 日経225先物は利食いに押されているものの、テクニカル面ではボリンジャーバンドの-2σ(2万6110円辺り)を上回って推移しているため、積極的にショートを仕掛けてくる動きにはならないだろう。ただし、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きによってロングの動きも限られるため、まずは5日移動平均線が位置する2万6350円辺りを回復してくるかを見極めたいところであろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.3倍に低下した。朝方は一時14.22倍まで上昇する場面も見られたものの、東京エレクトロンの弱い値動きが重荷となった。

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