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【市況】日経平均VIは大幅に上昇、株価下落で警戒感強まる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+3.28(上昇率15.18%)の24.89と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は24.97、安値は23.70。

東京市場が3連休中の海外市場で株安が進んだことから、市場心理が悪化しやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物の戻りは鈍く、今晩以降の欧米の株価動向への警戒感から市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、午後の日経VIは上昇幅を広げる動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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